進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

「先を越された」と言われても

低所得者、独身、30代男の3つのパワーワードを持つサイタマです。
この年になると、年下の身内が結婚するたびに年寄り「先を越されたな」と言われる。
言われるたび「最初からそんなレースに参加していない」と思う。
結婚したいと思わない男は一定数居ると思う。特に仕事嫌いの男は結婚に向いていないし、本人も自覚しているはずだ。
今の年寄りが若い頃は、未婚の人は殆どいなかった。居ても数パーセント程であった。
みんな結婚していた。結婚しないことが異常なことであったと思う。
しかし、現代では未婚である割合が上がっている。今は男であれば、5人に一人は未婚になる時代になっている。学校で30人のクラスがあるとすると男は15人いてその内の3人は結婚しない。
未婚の定義が50歳までに結婚経験がないことである。僕が50代になる頃には、半分くらいは結婚しない人が居る時代になるかもしれない。
現代だと身内に結婚しない人がいてもおかしくない時代になっている。今後は結婚する方がマイナーな存在になるかもしれない。

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出展元:総務省統計局

 


そもそも、低所得で30代の男が結婚しようとしても出来ない可能性も高い。婚活しても時間とお金が無駄になる可能性が高い。
結婚後の生活を考えると低所得者と結婚したくない女性が多いのは仕方がないことだ。

 

 

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出展元:明治安田生命研究所

 

仕事嫌いが結婚すると嫌な仕事を永遠に続けることになる。
雇われ仕事は、正社員であっても管理職であっても、基本的には時間を売ってお金に換えている。
生活費が高くなると、その分働かないといけない。
結婚して子供を育てるとなると、サラリーマンの給与では、給与=生活費になるので、仕事を辞めることが出来ない。出費が多い時は、生活残業までしないといけない。
子供が自立してからは、自分の老後の資金を蓄える為に働くことになる。薄給のサラリーマンなら、定年まで働いても資金に不安がある状態かもしれない。
退職金も年々少なくなる傾向がある。薄給なら退職金も少ない。定年後も再雇用で働くか、他の仕事を見つけて働くことになる。
薄給のサラリーマンにとって結婚することは、永遠に働くことを意味する。考えるだけでも、気分が重たくなる。
「結婚=働き続ける」から抜け出すには、自力で稼げる様になってから結婚するしかない。
一方で独身なら、薄給でも節約すれば貯蓄は少しずつ増えていく。ある程度貯蓄があれば、仕事を辞めても自由に暮らせる。
年収が下がっても、生活費を下回らなければ問題ない。独身だったら月に10万円稼げたら十分だ。貯蓄の額によっては、月収が10万円以下でも生活が出来る。
最悪の場合でも世間体を気にずに生活保護に頼ることもできる。

 

未婚だとよく言われるのは「孤独死する」だと思う。
僕は孤独死は怖くない。死ぬこと自体は恐怖を感じるが、孤独かどうかは関係ない。健康寿命は長い方が良いと考えてるが、孤独死は怖いかと聞かれれば別に1人で死ぬことに対しては何とも思わない。
孤独死が怖い人は、家族に看取られながら死ぬことが幸せだと思っているのだろうか。
恐らく死ぬ時は、本人の意識は無いはずだ。一人だろうが、みんなと一緒だろうが本人は分からないと思う。
そもそも、結婚したからと言って亡くなるときに看取って貰えるとは限らない。
僕が自宅で朝起きた時に、祖母が生きていて孫までいる祖父は病院で一人で亡くなっていた。
仮に誰も悲しんでくれず1人で死ぬとしても悲しいことではない。煩わしい人間関係を持たずにず自由に生きた証である。死に方を気にするより、生き方を気にした方が良い。


一人で死ぬのが怖いから結婚するなんてギャンブルでしかない。結婚しても3組に1組は離婚する世の中だし、晩婚化が進むと子供が出来ない可能性も高まる。
そうなれば、結局一人で死ぬことになる。低所得者からすると、離婚して養育費を支払えば、給与は手元には残らない。独身になるのオマケ付きだ。
本当は1人で生きた方が幸せになれるかもしれない人も、死ぬ時に1人じゃ嫌だから結婚に賭けた結果、余計な苦労していては本末転倒である。
1人で生きた方が幸せな人は意外と多いのでないかと思う。
結婚したい友人に話を聞くと「理由はみんながするから」とか「祖父母が望んでいる」など自分でなくて他人の影響を受けた結果、結婚願望があると思い込んでいるだけでないかと思う。


僕は結婚を否定している訳ではない。結婚はしたい人だけすればいいと思う。周りにせかされてするものではない。
現代では結婚しない人は、少数派だけど今後は、増えいくから、結婚をせかされることも無くなるはずだ。もしかしたら、結婚しない方が主流になるかもしれない。