進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

大手が負け組になりつつある

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大手企業に就職すれば勝ち組と言った価値観が無くなりつつあるなと感じた。
日産と言えばかつて就職できれば勝ち組で、給与も高いイメージが有った。このクラスの会社なら、倒産やリストラが無いので、定年まで勤めれることもできたのだろう。
しかし、現代では、世界生産能力を10%削減して23年3月期までに世界で従業員4800人以上を削減する方針を示ている。
大手に就職しても定年まで勤めることが出来ない時代に来ている。
リストラされるのが中年従業員となれば報われない。若いころに安い給与で仕事を頑張って中年になって給与が上昇カーブを描く頃に、リストラに合うことになる。
大手に勤めている人は、定年まで勤める前提でお金を使っていれば、リストラ後に経済的に苦しくなる。
中年になれば、子供が大きくなり学費が掛かったり、マイホームをローンが残っていれば支払いが辛いはずだ。
転職するにしても、会社に勤めているとその会社でしか使えないスキルばかり身につくから、転職しても今以上に稼げるとは限らない。
そう考えると、今のサラリーマンは大手に勤めていてもリストラ前提の生活をするべきなのかもしれない。
大堂なのは、給与を全て使わないである程度の蓄えはしておく。副業をして、収入源を複数にしておく。サラリーマンは長期ローンを避けるべきだと思う。
いつでも辞めれる状態にしておけば、リストラされても困らない。

 

今後も、リストラされるサラリーマンは増えていく。
自動車メーカがリストラしたい気持ちも分かる。車を製造する際に自動化が進んで、従業員はいらなくなる。
エンジンを開発する必要も無くなりつつあると思う。最近の車は、小排気量のターボエンジンでも、普段使いに全く不満が無い。これ以上開発しても市販車のコストが上がるだけな気もする。
趣味性が高い車のエンジンを開発する人しかいらないのでないかと思う。
今後の市販車が電気自動車になる可能性も有る。こうなれば、趣味性の高い車だけがガソリン車として残る。
電気自動車は、ガソリン車に比べると構造がシンプルである。エンジンは無数のパーツを組み付けてられるが、当たり前だけど、電気自動車だとエンジンがいらない。
ブレーキもいらないので、足回りの構造もシンプルになる。ガソリンタンクもいらない。
構造がシンプルなので、組み立てる人は減る。部品を製造する人もいらない。電気自動車が主流になると自動車メーカに人がいらなくなる。


そもそも、大きい自動車メーカが必要なくなる可能性もある。
設備投資が少なくて、簡単に自動車が作れるなら小規模なベンチャー企業でも自動車が作れる。大手に比べて人が少ないベンチャー企業のほうが安い車を製造するだろう。
そうなれば、わざわざ大手自動車メーカーが作った高価な車を買う必要もない。
日産では、営業利益が落ち込んでリストラするみたいだが、今後は大手メーカもこうした将来に向けて、今は経営が苦しくなくても、早めに人を減らして、低コストで車が作れる体制を整えようとする。
経営が安定しているからと言って、リストラに合わないとは限らない。


電気自動車は部品点数が少ないということは、部品を作るメーカーの仕事も少なくなる。
部品メーカーでも仕事が減れば、リストラされる可能性は十分にあり得る。自動車関連の会社でもリストラが起こるはずだ。


大手企業に入っても勝ち組だと思わない方が良い。
勝ち組だと思うと、長期のローンを組んだり、豊な生活をしてしまう。一度豊な生活をすると、生活の質を落とすのに苦労する。
今後は大手に居てもリストラに合った時に、苦労する。


大手の正社員は、派遣社員を下に見ているかもしれないが、こうした考え方も辞めておいたほうがいい。
長期に渡って仕事が安定してある職種が減っていくと思う。そうなると突発的にある仕事が増える。そうなれば、企業は派遣社員を増やして正社員を減らす。
その過程で、大手勤めでもリストラにあって派遣社員になるかもしれない。そうなれば、精神的なダメージがでかい。
僕は、正社員より派遣社員の方が良いのでないかと思う。必要な時に働いて、働く必要が無い時は休んで好きなことが出来る利点は大きい。一方で正社員だと給与は少し多いが、10連休が限界である。
今後は、大手に勤めることが勝ち組だという価値観が負債になる。
こうした価値観を捨てて、柔軟な働き方をした方が、人生の満足度が高くなると思う。