進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

社畜になってはいけない

社畜と書く機会が多いが、僕はこの社畜と言う言葉が嫌いだった。
それもそもハズで、会社で働くことは誰かの役に立つことをしていると考えていた。誰かの役に立つためには、多少の苦労は必要なもだと思っていた。苦労している人を社畜を呼ぶものだと勘違いしていた。


労働に関するブログを書く為に情報収集をしていると社畜は誰の役に立たない仕事をしている。
経営者は従業員から搾取する為に洗脳した生まれたモンスターが社畜である。社畜は誰かの役に立つためでなくて、会社を儲けさせる為に働いている。
自分の意志を持たずに盲目的に会社の指示に従う、まるで畜産業で言う家畜の様な存在になっている。
社畜のいい例が、かんぽ生命である。

 

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参考記事をみていると社畜をしているなと思う。
僕も新入社員の頃は社畜思想を持っていた時期が有るから、気持ちが分かる。
社畜をしていると、新卒で入った会社に定年まで勤めないといけない。リストラに合えば次に会社に就職できない。もしくは、今より条件が悪い企業にしか行けないと思い込んでいた。
自己都合で辞めても、次は無いと思っていた。新卒で入った企業にしがみつくしか、経済的に余裕の有る生活が出来ないと信じ込んでいた。
会社にしがみつくには、上司の指示に従うしかない。その指示が、不正をしろと言う指示であっても従うしかないと思ってしまう。
それもそのハズで、従わないと、パワハラに合う。邪魔者扱いされて会社に居づらくなることは容易に想像できる。社畜は邪魔者になると会社に残れないので、人生が真っ暗になると考えている。
僕は社畜であっても他人に迷惑はかけてはいけないと思う。


社会には、労働と聞くと神経がマヒしている人が多いので、「この営業は仕事でやったから仕方がない」「ノルマが多い郵便局という環境が悪い」という意見も有る。
犯罪にすらならないかもしれない、営業をした本人も悪気すら無く今までどうりの仕事をするかもしれない。しかし、不正を働いた職員がやった行為は、強盗より悪業の度合いが高いと思う。
確かにノルマで切羽詰まっていたからと言って、保険に関する知識がない人に対して、何重もの保険を契約させたり、保険が掛かっていない期間を作ってはいけない。
売った本人も不正をして、客からお金を奪っている自覚はあったはずだ。こんなことは、正常な神経を持った人ならためらう。ためらいなく不正を働いた人は狂っているとしか言えない。


職場環境が悪くて、人格が壊れたのかもしれないが、全て会社のせいには出来ない。本人の責任も有る。
こうした不正をしても「仕事だから仕方がない」で済ませるのは、仕事となれば自分で判断できない社畜になってしまっているからだ。
本来の仕事をする目的を忘れている。


仕事は誰かの役に立つことをして、その対価を貰うことである。誰かを不幸にするのは仕事ではない。
誰をだましてお金を不正に稼ぐことは、仕事ではなくて詐欺行為である。
働いていると、上司から「早くしろ」と圧力をかけられたり、ノルマが厳しくて切羽詰まった状態になるかもしれない。
そうなった時でも、仕事で不正をして誰かを不幸にしてはいけない。不正をすると仕事ではなく詐欺であることを忘れてはいけない。


もちろん仕事をする為に私生活を犠牲にして自分が不幸になってはいけない。
仕事をする目的に、自身の私生活を充実させる目的も有ることを忘れてはいけない。


仕事は、自分を含めたみんなが幸せになる為にすることである。
誰かが不幸になる働き方をしている様であれば、社畜になってしまっている。
社畜的な働き方は誰の役にも立たない酷い場合は詐欺行為になることも有る、本人も辛い思いをしている。
社畜はみんなを不幸にするだけだから、やる価値は無い。