進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

退職は出所に似ている

一般常識ではサラリーマンをすることは尊いことだとされている。いや社畜家計に育った人に限った価値観かもしれない。
年配の方からすると、仕事を辞めることに対してネガティブなイメージが持たれる。
会社で働いている本人も辞めることに対して罪悪感が有ると思う。辞めた後の生活にも不安が有ると思い込んでいる。
次が決まってなければ、決まるか不安だし、決まっていても労働環境が今の職場より良いのか不安になる。

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退職に対して、一般的にはネガティブなイメージや不安が有るが、これらの価値観は会社の経営者や洗脳されて都合よく利用さている社畜により植え付けられた価値観でしかないと思う。
経営者なら、こうしたイメージを持つ人が多いと搾取して利益を得ることが出来る。経営者の利益は、社畜にとっては損失しか出ない。
辞めない人が多いと、安い給与で雇える。また、みんなが会社員を目指すと優秀な人の確保も容易に出来る。そうなれば優秀な人でも会社で頑張くれる。更に辞めないなら好都合である。
無能な社畜は激安で使うか、リストラ出来る。結果的に社畜の給与は安く出来るし、必要なければ簡単にリストラ出来る。
社畜は、このことを理解しているか分からないが、辞めることに対するネガティブなイメージは経営者側の都合に過ぎないと思う。
確かに、仕事を辞めると安定した給与は無くなる。その代わりに得るものも有る。
それは時間である。時間を得れば好きなことをすればいいし、お金が足りないなら、時間を売って換金すればいい。


拘束されて自由に行動出来ないし、上司や経営者のいうとうりに行動しているサラリーマンを見ると囚人に似ている。
なので会社を退職することは、刑務所の出所に似ていると思う。
仕事なんてやっていることは、本質的には刑務所と変わらない。
刑務所では罪を償う為にやりたくない仕事をして、最低限の衣食住を保証して貰っている思う。
刑務作業をするときには会いたくもない囚人に会い、刑務官の指示に従う。
刑務所内の生活では何をするにも許可がいる。


サラリーマンも同じ様なものである。
仕事は毎日行かないといけない。始業時間が始まると8時間以上は労働をさせられる。
囚人は8時間以上働く事が無い。その点ではサラリーマンより恵まれているかもしれない。
仕事をすれば、嫌いな上司にどうでもいい報告はしないといけないし、何をするにも許可が必要になる。
サラリーマンは長時間労働により昼食や夕食が取れない人も居る。最低限の食事もとれない場合もある。コンビニで簡単に済ますときも有るだろう。
一方で、囚人は栄養バランスが取れた食事が取れている。
長時間労働をして得れる給与は微々たるものである。節約を意識しないと手元に残らない程度である。
既婚者であれば、生活費を支払うだけで給与が無くなる。
労働をすることで最低限のの衣食住を保証して貰っている点も囚人と変わらない。
なので、サラリーマンを辞める時にネガティブなイメージを持たれるが、刑務所を出所するときはポジティブなイメージが有ることが理解できない。
サラリーマンも囚人も労働環境は大差ない。労働環境だけ比較すると、囚人の方が恵まれている場合も有ると思う。


退職する時も刑務所を出所す時も同様にポジティブなことだと思う。
サラリーマンを辞めると、全て自分の好きな時間を過ごせる。仕事でストレスを溜めることも無いし、嫌いな上司に合うことも無くなる。
辛い通勤もしなくていい。労働から解放される。
まるで、懲役を終えた囚人のようである。


身の周りにサラリーマンを辞めて自由を満喫している人を見かけても、ネガティブなイメージを持たずに、出所する囚人を迎える様にと言えば印象が良くないか。
仕事を辞めたサラリーマンを、卒業した学生と同じ様に迎えて欲しい。