職場では、出世の見込みは無いけどいま丁度いい所に落ち着いてる。
大卒で就職したけど、現場研修後に仕事でいっぱいミスをしてしまって、現場研修をして来いと言われて現場に戻ったことがある。
現場でもミスをしてしまった。ミスをするたびに再発防止についての報告書を書いていた。実際には、再発防止が目的ではなく反省文に近いものであった。
ある時に上司の指示どうりに仕事をしていて、ミスをした時にも反省文をかけと言われた時に僕は「納得いかないと」言った。この時に上司の言うことが聞けないなら話をしよかと言われた。
この時の話の流れで今後どのような仕事がしたいのか聞かれたので、現場で気楽に仕事したいと答えた。事務所で仕事をする仕事が難しいくてストレスがかかるのに昇給が少ないので割に合わないと考えていた。
それからというものの、ずっと現場で仕事をしている。
現時点での欠点といえば、査定が低いのでボーナスが数万少ないこと、昇給が数百円安いくらいだと思う。
利点は、ストレスから解放されたことだと思う。出世をあきらめているので本当にやりたくない仕事を断ることもできる。断ると頼まれることも少なくなった。あきらめられただけかもしれないけど。
今のところは、出世の見込みの無い会社員の方がいいと考えている。
会社で頑張っても大して昇給しない。頑張って仕事ができるようになると次々と仕事が増えていくし、仕事の難易度が上がっていくだけでたまるのはストレスだけだと思う。
仕事ができても役が開いていないと、出世できるない。一族経営の会社なら社長の身内が優先的に上に上がっていくこともある。出世できても、会社が潰れてしまったら意味がない。
会社での頑張りは、報われることが無いと思う。
苦労した結果利益が出るが、同時にストレスも発生する。会社で苦労したところで、利益は経営者が持っていき、ストレスは労働者のものになる。
どうせ、報われないなら、早い段階で楽なところを目指すのは有りだと思う。
職場で頑張ってストレスを抱えている人がいたら、仕事を断ったり楽なところに移動して貰おう。
頑張るにしても、昇給で応える企業でするべきだし。
目標が有ってそれを達成するための努力なら報われるかもしれない。
その目標が自身で設定したものならいいが、会社から植え付けられたものなら永遠に報われない。
サラリーマンなら、目標を出世だと思っている人が多いかもしれないが、努力して達成できたとしても報われるとは限らない。
給与はそんなに上がらないが、責任だけが重たくなるなんてこともあり得る。
辛いと思ったら、早い段階で出世を諦めて楽なポジションを狙うのも有りだと思う。
