進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

少しの変化を見逃すいつの間にか激痛に耐えている

消費税が8%から10%に引き上げられた。


テレビを見ていると、2%上がったことに気が付かなかったとか、軽減税率の話をしている。
アナウンサーも嬉しそうに「消費税増税が始まった」と報道している。
情弱たちはそれに便乗するかのようにたった2%くらい上がった位で大袈裟だなと、増税を反対派の人を馬鹿にしている。


確かにたった2%だが。これを笑う人は気楽なものだ。
政府に飼いならされていることに気が付いていない。


そう言う人は、消費税が3%で導入されたときも「たった3%くらいで」と言い。5%に上がったときも「2%か対したこと無い」と言い。
8%のときも10%になっても同じことを言ってきたのだろう。
たいしたこと無いといっているうちに、いつの間にか10%にまで上がっている。


情弱たちは、最初に消費税を導入する際に10%であれば、「無茶な増税は辞めろ。家計が苦しくなる」と思うはずだ。
消費税が導入される前は、商品の代金だけ払えば買えていた。それが30年経った今、10%増しで買う羽目になっている。
人は慣れる生き物で、過酷な環境に居ても、少しずつ環境が悪くなっても気が付かない。
それを利用して上手く飼いならされている。


消費税増税は必要だと声を上げる人が居るが、一般的に言われている理由は嘘だ。
財政破綻を避けるためと言われるが、日本が破綻する確率はアメリカより低い。
子供にツケを回さない為にと言うが、増税した方が子供に辛い思いをさせる。増税されるたびに消費が落ち込んでいるので仕事も減る。
社会保障の為にと言われるが、そんなものに消費税を導入している国は無い。実際に日本でも殆ど導入されていない。
そもそも、消費税が上がっても、法人税所得税がの税収が下がるので、トータルの税収は上がらない。
消費税増税は必要だと声を上げる人は完璧に騙されてる。自ら無駄な痛みを与えれに言っているようなもの。


過去を振り返っても、少しづつなら消費税を上げても問題ない。増税の際に優遇処置を取れば、簡単に導入できることを知っている。
増税後には、優遇処置を無くしてと、実際の反応を見ていても、政府の策略にはまっている人は沢山いる。
今後も同じ策略で増税は行われるだろう。海外を見ても、北欧の消費税は日本より高い。同じ税率まで上げるつもりでないかと邪推してしまう。


人は慣れるので、苦しい思いをしながらも適応していくのだろう。
慣れてしまうと過酷な環境でも。これが普通なんだと思い込んでしまう。
増税されても、最初は少し痛いが少しするとそれに慣れてを繰り返す。気が付けが激痛になっていてもそれが普通だと思いながらのんきに暮らしている。


たった2%の増税で対したことが無いと思っている人は、情弱は自ら無駄な痛みを受けている。
徐々にエスカレートしていくものだから慣れて、これが普通だと感じる。
結果的に政府の策略にはまって都合がいい様に扱われている。


この記事を書いていて、飼いならされている情弱と社蓄が重なって見えてきた。
新人に激務をさせるのは、2流のブラック企業で、一流は最初はぬるま湯に着けておいて徐々に激務にしていく、そうすれば気が付かなううちに社畜になっていると言った話を聞いたことが有る。


今社蓄をしている人も最初から社蓄では無かった。入社したての頃は、労働はお金を得る手段でしかなく。
仕事は楽にしたいし、定時帰宅が当たり前で、生活費が稼げればそれでいいと思っていたはずだ。


入社したての頃は仕事が少なく、定時帰宅が当たり前だったと思う。
それがいつのまにか、仕事を頼まれるようになり、一度引き受けると、最初から自分の仕事であったかの様な扱いになる。
断れずに仕事を引き受けると仕事が徐々に増えていく。たまに断れば、「いままで引き受けていたのに何で断るんだと」怒られる。
いつの間にか、引き受けることが当たり前になっていく。
定時帰宅が出来なくなり、始めは1時間残業だったのが、2時間、3時間と増えていく、最終的に休日出勤までするなんてことも有りえる。
仕事と残業時間が徐々に上がっていくものだから、慣れてこれが普通だと思いだすと、立派な社蓄の出来上がりだ。

最初はぬるま湯につけておいて、徐々に温度を温度を上げていかれるので高温に成っていても気が付かない。
気が付いたらゆで上がって、手遅れになるなんてことがあるので、社蓄をするにしても程々にしておこう。


それにしても、サラリーマンをていると社蓄化させる為の罠が張り巡らされている。
始めは、些細なお願いから始まって、徐々にエスカレートしていつの間にかどぎついお願いになっている。
引き受けることが当たり前になる。


少しの変化だから大丈夫と言う気持ちに漬け込まれて、いつの間にか政府や企業の策略にはまって、都合が言い様に搾取されている。
変化が少しだから大丈夫と言っている場合ではない、気が付いたらキツイ状況に耐えている。
耐える意味が有ればいいのだが、消費税に関しても。労働に関しても無駄な痛みに耐えている。
消費税を上げても税収は上がらないし、激務に耐えても給与が上がらない。


少しの変化になれ続けると気が付くと、搾りかすになるまで絞られるかもしれない。
少しの変化でも、不満に思うことが有れば、素直に反論すべきだ。そうすることで、自身を守ることが出来る。
一人だけだと効果が少ないが、みんなで反論すれば、無駄な搾取や痛みに耐えないで済む。