ブラック企業に限ってきれいごとを言う。従業員には、金儲けの話はしないが、裏ではきっちい利益を上げている経営者が居る。
儲けることは悪いことでないが、従業員にお金の話をしないのは、何か後ろめたいことが有るのでないだろうか。
「顧客を満足させる為に仕事をしているのだから、従業員は全力で仕事をしろ」と言った主張は正しい様に思えるが、本当なんだろうか。
顧客を満足させるためには、質の高い仕事を安く請負い。希望納期を間に合わせることになる。納期を間に合わせる為に長時間労働させられて、私生活を犠牲にすることも求められる。一端の雇われでしかない従業員なのに働き方は経営者並みだ。
こうして言い分は、従業員の給与が安くて長時間労働させることが正当化できてしまう。
経営者も、労働者と同じ様に安い報酬を得て、長時間労働して、私利私欲の為に会社のお金を使っていないなら、顧客の満足に貢献できているが、実際にはしていない。
労働者は安い給与で長時間労働させる一方で、経営者は必死で金儲けをしている。会社のお金で経営者しか運転しない車を買って、自宅も立てていいる。
従業員は安い車にのるか、経営者と同じ車に乗るなら、何年も貯蓄して買うか、5年以上のローンで買うかしている。
自宅を建てる際には、安い給与で20年から35年の長期ローンを組んで買っている。返済中は定時帰宅が出来ない、もしくは自由に使えるお金が無い程の給与しかもらっていない。
これだけ、待遇に差が有るのに、必死に働くことが求められるのはフェアじゃない。
従業員は給与が安くて会社の経費が使えないなら、それなりの働き方で十分だ。
納期が厳しくなるのも、経営者が金儲けしすぎている。会社のお金を自分につかっているからだ。それだけのお金が有れば、従業員を増やす。設備を増やすこともできる。
会社のお金で車や自宅を買う費用を、製品のコストカットに回すことが顧客の満足に繋がる。
そんなことは経営者が自身が一番わかっている。それなのにしないのは、経営者の金儲けの為に「顧客を満足」を利用しているだけだ。
従業員から搾取する為の方言だ。信用してはいけない。
本当に顧客を満足させたいなら経営者が一番自身の生活を切り詰めるはずだ。
「ブラック企業に限って労働者を大事にしている」と主張する。
その一環として労働者を解雇しないと言っているが、給与が安すぎて人が辞めていく、求人を出しても人が来ないから、リストラが出来ないだけだ。
「解雇しない」のでなくて「解雇できない」が正しい。ものは言いようだなとブラックを持ていると感じる。
従業員の人生設計をしているなんて綺麗ごとをほざいたブラック企業を見たことが有る。
給与を見てみると、結婚したら家族が養えない程に給与しか払っていない。
設計設計ミスだ。意図的に設計ミスしている様にしか思えない。
子供手当が1000円なのは呆れた。1000円でも支給する目的は、求人に子供手当を支給すると書いて人を集めて、就職して結婚して子供が出来たると逃げれないので嫌がらせをしてくるのだろう。
言うことを鵜呑みにしてわいけない。給与を見て判断するべきだ。
ブラック企業はきれいごとしか言わないので、実際に数字を見たり、経営者がどのような行動をしているか見るべきだ。
言っていることとやっていることが矛盾していたら、過度に搾取されているかもしれない。
