進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

27時間テレビについて思うこと

少し前までは、24時間テレビだった気がする。
今は27時間まで伸びている。別の局で24時間テレビをしているのかもしれないが、狙いとしては、放送中にゴールデンタイムを2回入れたいのだろう。
出演者やスタッフは、長時間労働をしないと、27時間も連続で放送し続けれない。スタッフや出演者のことを思うと下の画像みたいになる。

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ゴールデンタイムを2回入れるなら、間に何時間か休憩を入れて8時間放送を2回に分けてやることも可能だ。
出演者やスタッフの負担は減るし、長時間労働によるパフォーマンスの低下も下げれるので、面白くなると思う。
少し考えただけで、27時間連続の仕事を避ける方法は有る。
27時間テレビの目的は、疲れ切った状態で仕事をやり遂げることを美化しようとしているのでないかと邪推してしまう。
僕は、疲れない様に働く方法を考えて、実行することの方が美しい働き方だと思う。


ブラック企業では、これを美化しそうで怖い。27時間頑張っているのだから、忙しい時は俺らも「徹夜してでも働こう」なんてなったら迷惑だ。
まず、ブラックとテレビ局と比べると待遇や成果が違う。
出演者は、27時間テレビで顔を売れば仕事がたくさん取れるようになる。まず、サラリーマンと違うことは仕事量に応じて収入が増える。サラリーマンは仕事が増えても給与は増えない。増えるのは疲労だけだ。
顔が売れると、社会に対して影響力が持てる。サラリーマンは仕事を頑張っても疲れて元気が無くなり、存在感も無くなっていく。
サラリーマンと出演者の待遇は天と地ほどの差がある。それなのに、労働に提供する時間だけ合わされても迷惑でしかない。


スタッフは雇われ仕事なので、基本的にはブラック企業のサラリーマンと変わらないなんて思われそうだが、テレビ局の従業員の平均年収は1000万円を超えていた。既得権益に守られている業界なので、割高なのかもしれない。
これに対して、サラリーマン全体の平均年収は400万円台だ。平均にはテレビ局の従業員も含まれるので、既得権益が無い企業だけだともっと低いかもしれない。
テレビ局の従業員の半分しかもらえないのに、働く時間だけ合わすなんて割に合わない。せめて、長時間労働をさせるなら先に1000万円以上の年収を用意するべきだ。
現状のまま、長時間労働すると悪いところ取りになる。


出演者やテレビ局の従業員は仕事が大変だけど、待遇も破格だ。
これらの人が長時間労働をしているから、年収が数百万円で仕事をたくさんこなして会社が大きくなるだけのサラリーマンに頑張れというのは無理がある。


27時間テレビを見て、長時間労働してみんな疲れ切っている様子を見て感動して、過労を美化してはいけない。
本来なら避けられる苦労であるはずだ。
苦労や過労が有るとパフォーマンスは下りミスも出る。本来の実力以下の成果しか出ない。
僕は、苦労を避けて仕事をやり遂げる方が美しいと思うし、どんな仕事でも苦労を避ける方向に努力するべきだ。
苦労を避けてやり遂げたことを美化するべきだ。そうすれば、実力どうりの成果が出せる。


本時事は、27時間テレビは5分くらい見てから書いてます。