進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

9年間続けた飲食店の閉店を聞いて

テレビニュースで9年間続けた飲食店が、コロナの影響で閉店したかの様な報道をしていた。
僕からすると、9年間も何をしていたのだろうか。
サラリーマンと違って、飲食店は、仕事をすれば儲かるだろ。倍仕事をすれば、倍儲かる正解である。
一方でサラリーマンは、倍仕事をしても倍給与は貰えない。給与は安定しているだろうと言われそうだが、安定していると言っても低い水準である。
職場の業績が下がれば、ボーナスや残業代カットで給与が下がることも有り得る。もっと、下がれば解雇される。
給与が低いサラリーマンでも、退職する可能性が有ると思いながら働いていると、無謀なお金使いを控える。薄給のサラリーマンでも毎年、資産が増える。
9年間も働いていると、蓄えが出来て、10年分から20年分の生活費が出来る。
仮に収入が途切れ、失業保険や補助金が無くても10年間は生活を維持できる。

飲食店は、サラリーマン以上に稼げると気が有るが、収入が途切れる可能性も高い。
将来のリスクに備えていれば、数年間収入が減ったとしても閉店を回避できたと思う。
勝手な予測だが、儲かったときは、法人税を納めたくない余りに、無駄使いをしまくって、収入を少なくしていた。
無駄使いをして一度支出を増やすと減らせない。支出を維持していると稼いでも稼いでも無駄使いに消えていく。
客足が多く、収入が維持出来ている間は、収入が有るので、支出が多くても破産しないが、客が減ったとたんに収入が減って、支出が維持できずに潰れてしまう。
9年間続いて1年間収入が減って潰れるのは自業自得だと思う。
こんな店にも政府は補助金を出していたのだろうな。

本当に困っているのは、こうした飲食店に勤めていた従業員だ。
客が多い時は、安い時給で長時間労働をさせられる。儲かっても時給が上がることが無ければ、ボーナスと言う形で利益が分配されない。
従業員の労働あっての利益でも経営者が利益を独占する。無駄使いをする。
客が減って楽に仕事が出来ると思った矢先に、店が潰れて仕事を失う。
本当に困っているのは、従業員である。政府も補助金を出すのは店ではなくて、従業員の方だろう。