進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

政府がパワハラ基準を決める様だ

パワハラ基準を決める前に、やることが有るだろ。それはデフレの脱却である。
パワハラの基準を決めたところで、何になると言うのだろうか。基準を正確に知らなければ、パワハラかどうかの判断すら出来ない。
パワハラされたとしても、それを証明する必要もある。口頭で言われてもボイスレコーダーで取らないと証拠にもならない。
音声にならないものならもっと難しい。丸めたポスターで頭を叩くなどの証拠を取るには防犯カメラでも仕掛けるしかない。会社側は自分が不利になる可能性が有ることをするとは思えない。
結局のところ証明が出来ずに泣き寝入りすることになる。

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基準を決めるのも困難だ。相手との関係によって受け捉え方が変わってくる。
例えば、同僚同士でふざけあってポスターで頭を叩く時と、嫌いで会話もしたくない上司からされるとのでは、意味合いが変わってくる。
パワハラだと訴えられた上司は「部下との仲は良好でパワハラになるとは思わなかった」と言うだろう。
実際にはパワハラされたとしても、認定されないことも有るだろう。
基準を作るのは困難だし、照明も難しい。

仮に認められたとしても、過去の事例をみてもパワハラで鬱になったとしても100万円未満の事例もある。割に合わない。
賠償が少ない理由は「業務とうつ病の因果関係は不明であると」と言うものであった。
パワハラを受けると割に合わない。この程度の金額だったら、企業側も再発防止に取り組まない。
賠償で会社が傾いたり、パワハラ上司も破産するほどの金額なら、企業はパワハラ対策をするだろうし、上司も気を付けるだろう。
そうなれば、別の問題も発生する。今度は、有りもしないパワハラをでっちあげる部下も出てくるだろう。賠償額を決めるのも難しい。


政府はそんなに難しいことをしなくても、簡単にパワハラ対策が出来る。それはデフレの脱却である。
デフレで景気が悪いから、辞めたくても次が無いと思ってしまうから、辞められない。だから、パワハラを受けても耐えてしまう。
脱却すれば、仕事が増えるので、簡単に仕事が辞めれる。次があれば、パワハラを受けると耐えずに辞めてしまう。
パワハラ上司も部下が居なくなると、パワハラ出来ない。パワハラの最大の対策は仕事を辞めることだ。
僕は、受け手側がパワハラだと感じたら、認定されるべきだと思う。本人が辛いと思うと逃げることでパワハラからも解放される。
本当の対策は、本人しか出来ない。


世間では「デフレ脱却なんて出来ない」かの様に言われているが、政府なら出来る。
無駄な増税を辞める。金融緩和してインフレになるまで国債の発行を行う。これらをすれば、デフレの脱却は可能だ。
デフレの脱却さえすれば、仕事が沢山有るので簡単い辞めれる。
仕事が増えれば、カスハラしてくる客を追い出すことが可能になる。仕事が多いなら迷惑な客は居ない方が利益になる。
デフレ脱却はパワハラと同時にカスハラの対策も出来る。


政府もパワハラ基準を決める様だが、困難なことをせずに、デフレ脱却して仕事を増やしさえすれば、パワハラは減る。
基準を決めるにしても、本人がパワハラだと思えば、パワハラ認定される位、シンプルで良いと思う。
兎に角簡単に辞めれる環境を作ることが、最大の対策になる。
嫌なら辞めることが出来れば、パワハラだけでなくて、長時間労働の是正になるなど、あらゆる労働環境の改善につながる。
辞めて自分の合う職場に入るまで転職することが、働き方改革にもなる。
政府が労働環境を何とかしたいなた、デフレ脱却して、仕事を増やせばみんなが勝手に改善していく。