本の治安はトップクラスに良いと言われている。社会保障も整っていて、先進国でも日本のマネをするくらい進んでいる国である。
残念なことに、労働関しては発展途上国並みでないかと思う。ブラック企業に限って言うと、正解トップクラスに劣悪な労働環境でないかと思う。
劣悪な労働環境で働いていると、怒鳴られ、馬鹿にされ、貶され、笑われる。転職してもまたブラック企業に入ると、劣悪な労働環境で働く。また転職してもブラック企業となれば、働きたくなくなる。
困ったことに、社会や、本人も周りの人は、辞めてもまた労働をさせようとする。
それらの圧力を振り切って無職をするにしても、本人はかなり肩身の狭い思いをする。
日本では、仕事をしていないと将来にお金に困って人生真っ暗だなんてイメージが有る。
真面目な人程、無職をしていても自己否定に陥て、極端な思想に走る可能性がある。
無職が川崎の事件だったり痛ましい事件を定期的に起こす。事件は労働が生み出したモンスタが起こしていると思う。
動機は分からないし、どんな理由が有ろうとも決して許される事ではない。
劣悪な環境で仕事をしていると、人格が変わってしまうことが有る。企業では洗脳をされるし、パワハラ上司と仕事をするとおかしな考えを持つことも有る。
パワハラを受けている先輩が「通勤中に事故をすれば仕事に行かなくて済む」と考えたことが有ると言っていた。もっと、酷い上司に会えば極端な考え方をするだろう。
仕事は辞められないと考える人であれば、パワハラ上司と退職出来ない感情の間に板挟みされる。
辞めたとしても自分はダメなやつだと思い込でしまう。転職しても辛い思いをするし、仕事をしてなくても辛い思いをする。
結果的に極端な思想に陥って、自分より弱い人に被害を与えることで劣等感や不安感を晴らすのでないかと。
労働が生み出したモンスタによる悲惨な事件が起こると安全対策をしようとする話が出るが、根本的には痛ましい事件が起きないためにはどうすべきかを考えるべきだ。
安全対策をしようがない。安全対策をする努力をしなくても大丈夫な世の中にしたらいい。
様は、事件を起こす側の人間をなんとかするということ、事件を起こさない様にするより重要な問題である。
日本人は労働を神聖化しすぎているし、人生を仕事にかけすぎた。人生を全て仕事にかけている人が居る。
世間でも仕事に全てをかけている人が良いとされて、仕事を辞めてしまって無職していることが悪いとされてしまう。
社会に適合できる人は、何にも気にせずに仕事を続ければいいが、適合できない人からすると仕事を続けるだけで困難である。
真面目な人程世間の価値観に影響されやすい。だから、仕事を辞めるうちに自分を追い込んでいく。中には極端な思想を持ち事件を起こす人が出てくると思う。
痛ましい事件を起こしたくないなら、仕事を神聖化するのは辞めるべきだ。
仕事なんてお金を稼いで生活を豊かにする手段でしかない。また、雇われ仕事は経営者を設けさせる為にしているに過ぎない仕事が殆どだ。
何年か仕事をすると分かることだけど、仕事は無駄なことばかりしている。仕事で悩むなんてアホらしいと思うことも多々有る。仕事なんて神聖化出来ない。
フルタイムの労働なんて豊かな生活をする為に仕方なくしているものだ。最低限の生活ならフルタイムで働く必要は無い。仕事がストレスになって出来ないなら生活保護を受ければいい。
仕事なんて気楽に構えていればいい。仕事が合わなければ辞めて次を探す。いろいろやってみて雇われ仕事が合わないなら、他のことをすればいい。
お金が足りいなら他人に頼ればいいし、頼れる人が居ないなら生活保護を受けれる気持ちでいれたらいいと思う。
仕事なんて何でも良いと思う、ニコニコして町を歩くこともでもいい。
僕は通勤中に半キャップのヘルメットを被って、真剣にママチャリを漕いでいるオッサンを見かける。そのオッサンを見かけるとなんか落ち着く。
何かしていると誰かの役に立っていると思う。
周りの人も仕事なんて金を稼ぐ手段だ思えば、無職を追い詰めずに済む。
無職に無駄に仕事しろとプレッシャを与えるても迷惑なだけである。そんなことは本人が一番わかっている。
他人に仕事をしろと言っている暇があれば、言っている本人がもっと働けばいい。
稼いだお金で、収入が無い人を養ってあげる位の気持ちで接しても罰は当たらないだろう。
仕事を絶対視しない。仕事が続けれない人も、最悪生活保護を貰えればいいやと思える社会にすることで、痛ましい事件は減ると思う。
仕事を辞めて、無職になった人が痛ましい事故を起こす。もし事件を起こした本人が労働環境がいい会社で働いていれば、無職になることは無かったかもしれない。
無職になることが無ければ、事件を起こしていなかったかもしれない。もちろん許される行為では無いと思うが僕は加害者もブラック企業に人格を狂わされた被害者であると思う。
