進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

暇でも仕事を取りに行ってはいけない

仕事が暇なら、上司に申し出て仕事を貰うのが社会人として当たり前だとされている。
暇だからと言って、仕事を取りに行ってはいけないと言うと社会人失格であるかの様に思われるが、取りに行ってはいけない。


一度仕事を受けてしまうと、それ以降は、当たり前の様にその仕事が振られる。
時間が有る時だけなら良いが、仕事量には波がある。忙しい時に余力の無い働き方をしていると、暇な時に受けた仕事も追加される。
忙しい時の負荷が大きくなり辛い思いをする。
振られる仕事は減ることは無い。なので、一度仕事を受けて出来るようになるたびに仕事量が増え続ける。
暇な時に新しい仕事を受けるたびに仕事が増え続ける。キャパシティーを越えるまで、仕事が増えていく。
仕事量に応じて、仕事時間も伸びるので、長時間残業をする羽目になる。


仕事が増えれば、ミスが出る可能性も高くなる。
評価が減点方式で行われる職場であれば、ミスが多くなると下がる。ミスを見て良い気になる上司は居ないので、怒られるか、嫌われるかする。
再発防止策を考えるなどの仕事も増えるので、更にミスが増える可能性も上がる。ミスすれば、また上司に報告してと悪循環に陥る。自主的に仕事を受けに行っても損失しかない。


仕事量は増えるので、それに応じて給与も上がると期待しそうだが、そんなことは無い。
雇われ仕事をしても給与が上がることは無い。仮に倍の仕事をして利益も倍出しても、給与が倍になることは無い。仕事を沢山こなす若手が仕事をしない中年サラリーマンの給与を越えることが無い。
同僚と比べて僅かばかりに増える程度にしか差が出ない。もし、ミスが多ければ、評価が下がって同僚より昇給が少ないことも有り得る。
仕事量を増やしても給与が増えることが無い。増えるとしたら疲労感である。
仕事と言うゴミを貰いに行って、疲労と言うゴミを報酬として貰っている。馬鹿らしくてやっていられない。

 

仕事は給与を貰う為にしている。給与にならないことはするべきでない。
やるなら、給与体系の改善が行われて仕事量に応じて給与が多くなる様になってからするべきだ。


暇だからと言って仕事を貰っても損失しかない。
仕事は可能な限り貰わない様に努力するべきだ。暇であっても暇そうに見せないことが重要だ。暇そうにしておると、自分から仕事を取らなくても、上司の方から近づいて来て、仕事を頼まれるかもしれない。
暇であっても、暇そうに見えない努力をして忙しい位で丁度いい。
雇われ仕事をしていると、暇な状態が一番利益になる。少ない労力で給与は同じである。余った労力は他で使えるし、余計なストレスを溜めなくて済む。
暇なのは労働者の責任ではない。仕事が取れない経営者の責任である。暇なら気楽に次の仕事を待つ位の気持ちで待っていればいい。