進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

サラリーマンは気楽にやってこその価値が有る

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サラリーマンとして仕事をするなら必死にすることが当然だとされる。
具体的には、振られた仕事は、上司が期待した以上に質で仕上げる。納期に間に合わせるためには何時間でも残業して、休日出勤してでも間に合わせることが正しいとされる。
私生活より仕事を優先するべきだとされる。有給は取らないで仕事をする。仕事が無ければ自分で仕事を作る。定時帰宅出来るなら、会社の為に改善活動をして残業をする。
兎に角、仕事をストイックにすることが求められる。


ストイックにして、成果が出たとしても給与が上がることは無い。
仕事を早く終えることが出来たとしても、残業時間が短縮されることもない。定時までに仕事が終わったとしても、自由に出来ることも無い。
例えば、仕事の生産性が倍になって、今までに10時間かかっていた仕事を、5時間で終わらせることが出来れば、仕事量が倍になって、労働時間は10時間のままである。
給与が倍になればいいが、据え置きである。
仕事で成果を出して、利益が出たとしても、経営者が儲かるだけである。会社が大きくなったり、株主配当が増えるが、労働者に還元されることは無い。
労働者目線んでみると、仕事を必死にしても損失しか出ない。


仕事で努力して、利益が出たとしても、給与は上がらない、労働時間は短くならない。逆に仕事をサボって損失が出たとしても、給与と労働時間は変わらない。
成果に関係なく給与や労働時間が決まるなら、サボった方が得である。
サラリーマンをしていると、仕事に成果に関わらす、毎月決まった金額が振り込まれる利点がある。
定時まで会社に居さえすれば決まった本給は支払われる。一方で定時まで必死に働いても同じ額が振り込まれる。
これが、自営業だと成果を出さないと、報酬を得ることが出来ないが成果を出せばサラリーマンでは稼げない収入を得る。
サラリーマンは、給与が変わらないなら気楽に仕事をするべきだ。
成果が出たときに利益を得る経営者が頑張る様に仕向けるべきだ。頑張らせるのは経営者の仕事であって、給与が上がらないならサラリーマンは自主的に頑張る必要が無い。


サラリーマンは、頑張りによって給与が上がることは無い。生産性を上げても帰宅時間が早くなることが無い。
ポジティブに考えると気楽に仕事をしても、サラリーマンは損しない。
僕は、サラリーマンは気楽にやってこそ価値が有る。