進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

慢性的に残業がある職場で頑張っても無駄

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慢性的に残業がある職場ではやる気が出ない。

定時帰宅だと終わる時間が決まっているので、定時で終わるように計画を立て、次は何をすれば効率良く進めれるのか考えながら仕事が出来る。そうした働き方は気疲れする。
計画を立てて次を考えながら働くと、労力が必要なので8時間以上は持たない。
ましてや残業すると終わりが見えないので、労力を消費する働き方は出来ない。
ランニングに例えると、走るときに距離に応じて速度を調整する。長距離走短距離走のペースで走る人は居ない。
終わりが見えないのは、距離がわからない状態で「今から10キロから100キロ走ってもらいます」と言われたら100キロ走る前提のペースで走るだろう。
ついでに、陸上競技だと順位やタイムが表示されて、成果を出す喜びがあるが、仕事だと早くやっても遅くやっても成果は同じだ。残業は減らない。
成果を出す喜びは、全て経営者が持っていく。こんな状況だと、頑張るだけ損する。


慢性的に残業が有る会社では、残業前提の働きが求められる。早く終われば次の仕事が振られる。残業時間が減らない。
仕事が出来れば、新しい仕事も振られるので、残業時間が余計に伸びる可能性も有る。
慢性的に残業が有る会社では「仕事をした報酬が仕事」になる。
せめて給与くらいは上がるだろうと思い勝ちだが、期待しない方がいい。残業が多い会社の給与は上がらない。上がっても残業代が着く位だ。
残業代が多い分、給与が多いと思うが、残念ながらそれも間違いだ。


慢性的に残業が有る会社では、残業代を支給する前提で給与が払われている。40時間残業して定時帰宅の会社と手取額が同じことは珍しくない。
残業代は簡単に下げれる。本給を安く設定すればいい。初任給は同じでも昇給を絞ることで、勤続年数が上がるにつれて相対的に本給が下がる。
低い本給に1.25倍の残業代を払ってもたいして、給与は上がらない。ボーナスや一時金という形で、本給を後払いすることで、抑えることも出来る。
残業時間が多いと、給与が多が増えるわけでない。
給与を安くするだけでは足りずに、残業時間まで抑え様としている。訳のわからないことまでして、給与を下げている。
残業代も30分単位で出すところだと、30分未満は切り捨てられる。朝早くから、出勤させて業務の準備をさせることで、残業を抑ている。
仕事の準備も仕事なので、時給が発生する。労基法に触れるやり方で、給与を抑えている。残業代を抑える以外に努力するとことは他に有る気がする。
慢性的に残業が有る職場では、給与を下げる様々な工夫が施されている。給与が上がる事は無い。


残業をするなら納得できる条件でないならする必要が無い。生活残業をしている論外は別にして、残業するのは経営者が儲かる仕事が取れないから沢山仕事をしないといけない。管理職もマネージメント不足により生じるものだ。
労働者は、残業することで何とか仕事を間に合わせようとしている。会社の利益の為に私生活の時間を犠牲にしてまで会社に尽くしている。本来なら残業時間は2倍の時給を払っても良いと思う。
経営者はその労働者に対して残業代を抑える行為をしている。不誠実すぎる。
安い給与しか払わない経営者の為に残業する必要はない。そんな職場では残業するのは自分勝手な理由ですればいい。例えば今月の支払が多いからや高い車をローンで買ってしまって、返済が終わるまでする。くらいの理由で十分だ。
仕事が忙しくても今月は残業代が扶養だからしないで良い。


慢性的に残業が有る職場では頑張るだけ無駄だ。残業を払う前提の給与になっているので給与が上がることは無い。帰って他のことでもやる方が良い。
残業が無くても支払が出来るならやらなくていい。