進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ニートでいい

世間では、ニートは働けと言う意見を良く聞く。
親が元気なうちは養ってもらえるが、順当にいけば親が先に亡くなる。それからの生活費を工面する為に働かないといけないが、中年になってから働くのは辛い。と言った考えだろう。
年を取るほど、職に就けないから可能な限り早く社会に出た方がいいと言うのが一般的な意見だろう。
僕は、無理に働く必要は無いと思う。そもそも、働きたくないのは、労働が体質に合っていないからで、適応できれば、ニートはしていない。

ニートが働きだしても、苦労する可能性が高い。仕事が嫌なら、仕事を辞める為の努力をする。
給与を貰っても、使わづに節約して貯蓄に励む、今後の生活費が払える見込みが出来れば辞めることになる。
働いている間は、苦労する。
これって、勿体無い。
無職になるために、ニートが働くのは矛盾している。無職と使い分けるのは、ニートは35歳未満だからだ。
サラリーマンの給与は少ない。ニート経験がある人は、もっと少ないかもしれない。
少ない給与からお金を貯めても、なかなか残高は増えない。今後の生活費が払える金額と言えば、数千万円になる。
何十年も働くことになる、順調にお金が貯まっても辞める頃には、中年になっている。
若い時間を嫌いな労働に使うのは勿体無い。計画通りになっても結局、無職になる。
働かない為に、働く。これって、矛盾している気がする。若い時間を矛盾に費やすことになる。
途中で出費が増えれば、退職までの期間が長くなる。収入=支出まで増ると早期退職は諦めないといけない。

それなら、最初から働かない方がいい。
仕事の目的は、お金を稼いで生活費を払うことだ。生活費が払えるなら働く必要は無い。
仕事は神聖化されているが、そいれは経営者が勝手に作った価値観である。仕事を神聖化する労働者が居るが洗脳されていると思って間違いない。
仕事を神聖化してみんな働かないといけないと思い込ますことは経営者にとって都合がいい。労働者が増えれば安い給与で雇える。辞めても、潰しても次が見つかるので、劣悪な労働環境を放置しても人の確保が出来る。
神聖化することで、欠点が見えなくなる効果もある。

その内の1つとしてリスクがある。働くことにもリスクが有る。現場仕事であれば、大怪我する可能性が有る。デスクワークでも人間関係などにストレスを抱えて、うつ病になる可能性も有る。
通勤電車で痴漢に間違われたりと、働くことにはリスクが付き物だ。
生活費が払える、もしくは払ってもらっているなら、リスクを犯してまで働く価値が有るか、疑問に思う。

また、時間は有限でもある。
生活費が払える間は、無職をしていた方がいい。
貯蓄をして仕事を辞める方法も有るが、中年になって辞めて、無職をする期間と最初から無職になる場合とでは、自由に過ごせる時間は対して変わらない気もする。
後者は、若い間の貴重な時間を自由に過ごせる利点がある。
自由に過ごせる期間も長いし、若い間に好きなことが出来る利点は大きい。

将来の不安は、ニートであっても、正社員であっても無くならない。
ニートであれば、親が亡くなれば生活に困るという不安が有るが、正社員も会社が無くなるもしくは、リストラになると、経済的に困る。
特に安定していると言われる大手で高給取りのサラリーマンは特にリストラに有ると経済的に困窮する可能性が高い。転職して給与が下がれば生活が維持できるか分からない。
不安が起こらない可能性もある。
ニートであれば、親が遺産を持っていて働かなくても生活できる。遺産が無かったとしても、外に出て働いてみたら何とかなってしまう可能性だってある。
サラリーマンも倒産もリストラにあわないかもしれない。不安を持ったところで、どうなるか分からない。
生きている限り、死ぬのは確実なので、不安になるのは仕方がない。ぽっくり行けばいいが、弱ってから無くなる人は多い。
遅かれ早かれ困ったことになる。先の不安に備えて動く意味も無い気がする。
だから、好きなことをすればいいのでないかと思う。