進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

目標は高いのに給与は安い

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ブラック企業で改善をすると過度に高い目標を設定される。
製品1つ当たりの加工コストが500円だったところ改善して300円にしたところ、経営者に「300円は甘い100円にしろ」と言われていた。
目標ばかり高くて困る。生産コストカットしても、給与は上がらない。嫌、給与もカットされるかもしれない。コストをカットすると言うことは加工時間の短縮することになる。短くなると、労働時間もカット出来るとなり、残業代で生活費を稼いている人の収入も減ってしまう。
早く製品が作れる様になれば、その分仕事が増えれば給与は減ることが無いが、生産性が上がれば、仕事量が増えるので、忙しくなることは避けられない。
改善した結果、経営者は儲けて労働者は損をする。


給与が上がらないなら、生産性を上げる努力する価値が無い。
むしろ改善前の加工コストが500円だったが、改善後は700円になった。その結果、労働者が楽に仕事が出来る様にすることが労働者としてやるべき改善である。
経営者もこの改善に不満が有るから、労働者から不満が出ない給与を払える様に改善するべきだ。先に経営者が改善して待遇を良くして、その待遇に対してどのように報いるかの流れを作らないと。労働者が一方的に搾取される。
自ら搾取されたい人は居ない。一方的に搾取している状態では自主的に改善する気になれない。だから、強制してところで良い改善は出来ない。
こうした改善に対して叱責したところで、無駄だ。
叱責を避ける為に改善でなく改ざんをするだけだ。本当は効果が出ていないが、計算上効果が出ている様に見せかける。
労働者の方が業務に詳しいので、経営者は改ざんに気が付かない。改ざんした結果を見て、儲けたつもりになっている経営者が目に浮かぶ。
それでも、みんなが幸せになるから良いかと思う。


給与が変わらないなら、改ざんしたとしても、良心が痛まない。改善効果の何割かは報酬として受け取れば、詐欺になるが、報酬が無いなら問題ない。
経営者も設けたつもりになって、幸せな気分になる。労働者は叱責から逃れることが出来る。
目標値が上がるたびに改ざんをしていれば、簡単に達成できる。

 

給与が上がらないのに、努力して目標を達成しても苦労するだけだ。目標を達成した報酬は、更に高い目標になり永遠に苦労だけする結果になる。
どうせ報われないなら、最初から努力する必要は無い。報われない努力をするから仕事が辛くなる。
改善するにしても給与分にとどめておけば楽になる。