進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

経営者は変わっている

いきなりステーキが遠のく客足を入店させる為にお客にお願いする形で店に直筆ポエムを設置して、大いに世間を引かせている。
本人は、良いポエムが出来たと自己満足している様に見える。

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従業員にお願いもしている様だ。

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経営者は変わっているなと思う。自分の会社が客や従業員からも愛されていると勘違いしているのだろう。
だから、経営が苦しい時に社長がお願いしたら、客が来る。従業員の接客も丁寧になると思い込んでいるのだろう。
客は、こんな店に関わらない様に出来るが、振り回せれる従業員からすると迷惑な話だ。


客からすると、無数に有る飲食店の内の1店でしかない。
従業員からすると、他に良い会社に就職できなかったから妥協して入社したに過ぎない。良い会社に転職出来るなら明日からでも他社で働きたいとと思っているだろう。
会社の為に尽くせるかは、待遇によって決まる。笑顔で接客するか真顔でするかは待遇で決まる。薄給で長時間労働させられる、職場で笑顔で働けるわけが無い。
待遇が悪いなら、客が来ても仕事が忙しくなるだけで迷惑だなので、笑顔で接客出来ない。潰れたとしても、次を探すだけだ。
待遇が良ければ、仕事を続けたいと思える。職場を潰したくないと考えて行動する。常連客を増やすことで職が安定するなら、従業員が自主的に常連客を増やす努力が出来る。
客が多ければ給与も上がるなら、忙しくても笑顔で接客出来る。
笑顔で接客して欲しいなら、お願いするのでなく、労働環境の改善をするべきだ。
経営者は自分の会社が愛されているから、お願いすればと思うかもしれないが、愛されているわけが無い。待遇が全てだ。
ろくに料金を払わない上に、クレームをつけて来る客を大事に出来ないだろ。礼儀が正しくて料金を支払う客だから大事に出来る。職場も同じだ。


経営者が客の店に来るようにお願いしても、客は離れていく。必死に客を集めると言うことは「値段の割に料理の質が悪い店なのね」と判断されて余計に離れていく。
一般的な感性の持ち主なら、こうしたことは分かるはずだ。
世間とのずれが客足が遠のいた原因であることも知らずに自己満足に走っている。こうしたずれが経営者の信念だと言われてしまう。
経営者は自分の信念に酔ってしまている人が多い。
生活費を稼ぐ為に仕方なくこうした経営者の元で働く従業員は、辛い思いをする。入社した後は、経営者から可能な限り距離を取って働くべきだろ。
出世するほど、経営者の信念に付き合わされて苦労する。信念に酔っている経営者が居る職場は、過度な働きを強要される割に給与が安い可能性が高いので、出世しても給与が伸びない。
価値観がずれている経営者にすり寄っても、都合よく振り回されて、使い潰されるのがオチだ。


こうした経営者の元で働くなら、適当に話だけ合わせておいて、行動に移さない。具体的にはお金にならない働きはしない。笑顔で接客しても給与が上がらななら無理に笑顔を作る必要な無い。
笑顔になるにもエネルギーが居る。真顔で接客するのは最近はやりのエコと言うやつだ。
社長の信念に入れこまないことが、私生活を充実させるコツだと思う。