進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

お金の使い時が難しい

貯蓄をする人の気持ちも、有り金は全部使ってしまえといった考えも分かる。


給与が上がれば、今のうちに使っておくべきなんだろうけど、上がらない場合は今使う必要は無い。
今年の手取り月収が20万円だが5年後に40万円になるなら、半分の時間で同じ額が稼げるので、お金の価値が下がる。
お金の価値が高いうちに使っておいた方が良いと思う。借金をしてでも使う価値が有るのかもしれない。

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サラリーマンをしていると、今年も5年後も月収が20万円なら今のうちに使おうとは思わない。
お金を使ってしまう生活をして収入=支出の生活をしてしまうと、給与が上がれば、同じ生活の基準が維持できればいずれ余裕が出てくる。
しかし、上がらないとずっとお金が足りないと感じながら生活をすることになる。支払をする為に永遠に働き続ける。


お金を使いだすともっと使いたくなる。お金には依存性が有ると思う。実感的には、アルコールに似ている毎日飲んでいると、夕方になると飲みたいと思う。飲んでいるうちに量も増えていく。
一度、酒を辞めてしまうと、飲みたいと思わないし、夕食時に飲むことすら忘れている。
お金も使うともっと使いたいと思うが、使わなくなると使いたくないと感じる。アルコールの依存性に似ている。
ものを買ったり、サービスを受けると快感に感じるので、もっと感じたいと思う。
他にも、良い服を買ったら、ズボンや靴もとなる。
車や家と言った高額なものを買うと、維持費や税金の支払も有る。
お金を使いだすと依存性が高いので、給与が高くなっても、支出も上がる。
こうなれば、給与を上げ続けないと満足するほどお金が使えない。給与と支出が同じ額になると、都合が悪いことが起こる。


お金が足りないと会社に対して依存度が高くなる。辞めると生活が困ると思うと、ブラック企業はそこに付け込んでくる。
あいつは辞めれないとなると、過度に仕事を振ったり、異動させたりと、やりたい放題になる。仕事嫌いにとってこの状況は避けたい。


お金を使わないと、資産は増えていく。資産が有る間は働かなくても生活が出来るので、辞めても困らない。
生活費が安いと仕事を辞めても何とかなると思える。お金を使わない、生活費を抑えることで、会社への依存度が下がる。
そうなれば、仕事で無茶ぶりされても断れる。異動もしたくなければ断る。断れないなら辞める選択も出来る。
こうした利点が有る一方で、やりたいことを我慢しないといけない。
貯蓄残高は、やりたいことを我慢した量を数値化したものだ。
お金はずっと溜めておけると思うかもしれないが、そんなことは出来ない。
お金に賞味期限は自身が健康な間だし、健康を失うとお金を使うにも制約がかかる。消費期限は亡くなるときになる。死んだら使えない。
若い間に使うのも魅力に感じる。若い間にお金を使って楽しまないと、年を取った時に楽しんでおけば良かったと後悔しても遅い。
お金以上に時間の方が有限だ。時間は使ってしまうと返ってこないが、お金いつでも稼げる。
日本は社会保障が充実している国なので、最低限の生活はお金が無くてもやっていけるはずだ。


お金の使い時が難しい。使わないでいると余るかもしれないし、使いだすと足りなくなって働き続けるかもしれない。悪い会社だとお金が足りないと見るや激務を強いるかもしれない。
僕の場合は労働嫌いで、今までのサラリーマン生活を振り返ると、昇給が少ないので、使わない方に舵を振っていこう。