無職でもお金に困らずに生活している人は多く居ると思う。一方でサラリーマンが生活するだけでカツカツの人が居るのに何で無職が出来るのか不思議に思ったいた。
働きだしてしばらくして気が付いたのが、労働する為にコストがかかり過ぎている。
まず、住む場所が制限される。職場に通勤しやすい場所に住むと、高い賃貸を払う可能性が高い。
サラリーマンをすると、長期ローンを組んで新築を建てる人が居る。こんなことをすれば返済だけで、4500万円払うことも珍しくない。
日本では、家族の人数が最大値の時に家を買う傾向が有る。子供が家を出たりした後も広い家のローンの支払額は変わらない。無駄に広い家に住むとコストがかかる。
住み替えも出来ないので、ずっとローンの返済が有る。ローン以外にも固定資産税を払う。ローンが終わったら自分の物になると言うセールストークが有るが、家が古くなると修繕費を払いと、支払いが終わらない。
寿命まで住む気なら、年を取って動けなくなったら、バリアフリーに改築して、介護士を雇ってと割高の料金を払い続ける。売るにしてもサラリーマンの給与なら田舎にしか買えない。そんな土地に値が付くか疑問に思う。
サラリーマンは借りるにしろ買うにしろ高いコストを支払うことになる。
無職だと、職場が無いので賃料が安い地域に住める。安い場所だと、独身であれば1万円台で賃貸が借りれる。
新築なんてローンが組めないので買えない。長期の支払に縛られることは無い。
通勤にもコストがかかる。
通勤車両が必要な会社なら、車の維持費に年間50万円ほどかかる。通勤に50万円は高すぎる。
通勤手当が付きに4万円以上でないと割に合わない。実際には、1万円以下の手当しか出ない。クソ企業だと5000円とか、全然足りない。
いい車が欲しくなれば、ローンで買うことが出来てしまう。うっかり買ってしまえばローン返済が終わるまで支払いに縛られる。
無職だと通勤車両がいらない。車を買うにしてもローンが組めないので、高い車は買えない。
無駄使いもしてしまう。お金を使うときは少し先の収入を考えて使う。
サラリーマンをしていると、安定した収入が有るから「使っても来月の給与が入るからいいか」と考えて使ってしまう。
働くと時間が無い。時間が無いから外食すると割高の食費を支払い羽目になる。
ブラック企業だと昼食手当も付かない上に、高い弁当を買わされる。そんな職場では昼食を食べるのを辞めよう。食べれない分は仕事のパフォーマンスを落として対応すればいい。今はやりのエコと言うやつだ。
長時間労働をするとストレスが溜まる。ストレスを癒す為にマッサージに行って、お金を使う。
中には「お金を使うことでストレス解消になる」と言う人も居る。ストレスの原因が仕事なら、お金を使って解消していたら意味が無い。
無職だと、安いスーパーで食材を買って自炊する余裕もできる。ストレスが溜まらないので、ストレスを癒すこととも不要だ。
働くとコストがかかる。安定した収入ばかりに目が行ってしまうが、大事なのは収入から労働コストを差し引いた後の金額が大事だ。また、安定した収入ばかりに見ていると無駄使いをしてしまう欠点もある。
フルタイムで働いているとローンも組めるで、身に合わない買い物もできる。
働いているからお金がかかると思う。
無職になると、支払いが減るので意外と何とかなるのでないかと思う。
