進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

サラリーマンは勝ち組なの

新人の頃に上司が嫌で仕事を辞めたいと思ったことがあるサイタマです。身内に相談したところ「辞めたら上司に負けるんだぞ」と言われたことが印象に残っている。辞めたら負けなら、サラリーマンが勝ち組だと思っているのだろう。仕事を始めて大分経つが、サラリーマンが勝ち組だと思ったことがない。 給与は安くて、出世した人でも安い家に住んで、安い車を乗り、安い服や靴を履いている様子しか見たことがない。それだけ質素な生活をしているなら、金融資産がたくさん有るのだろうと思われるが、話を聞いていると、純資産がマイナスもしくは百の位で四捨五入したらゼロになる程度の資産しかない。収入が少な過ぎて、いい生活はできない。金融資産も大して持てない。サラリーマンは生かさず殺さずの状態である。普段は給与が安いが、経済た落ち込んだ時は給与が安定すると思うかもしれないが、儲かる時は給与は現状維持で、儲からない時は、真っ先に給与がカットされる。給与も安定していない。少なくとも経済的に負け組である。 経済力がないなら、せめて自由な時間は有るのだろうと思うが、そんなこともない。最低でも1日に8時間は拘束される。休憩時間を含めると9時間になる。当然の様に残業がある企業では、最低でも2時間残業があれば11時間は職場にいる。通勤時間も含めると、平日は自由な時間はない。休日出勤がある職場では、休みの日も自由になれない。たまにある連休も他のサラリーマンを休みが重なって、定番の行き先は常に混んでいる。移動するにしても、混み合って時間がかかる。何をするにも人混みに巻き込まれて、無駄に時間を失う。連休だと割り増し料金まで支払う場合もある。たまにある連休ですら、自由時間を失い続ける。自由時間の量も少ないので、時間の面でも負け組である。 サラリーマンは、負け続けている。勝ち組だと思っているのは、負け組とされる人に勝っていると勝手に思い込んでいるのだろう。 社畜サラリーマンが考える負け組と言えば、無職やフリーターだろう。これらの人の経済的には、サラリーマンより収入は少ないが、ショボい家に住んで、安い車に乗っている点で、サラリーマンと大差ない。同じ条件の物件や車種を新品で買うか、中古で買うかの差しかない。所得が少なくて引かれる税金は少ない。薄月給のサラリーマンとフリーターの月収は大差な場合もある。経済的にはサラリーマンが圧勝しているとは言い難い。 自由時間では、無職は圧勝だろう。反論すら出来ない。フリーターもサラリーマンより労働時間が自由に決めれるので勝っている。 サラリーマンは負け組だと思っている無職やフリーターにも負けていると思う。にも拘らずに、勝ち組だと思い込んでいるのは、必死に労働することで利益を得る人が受け付けた価値観だからである。 安い給与の為に自由時間を犠牲にして働くことで儲かる人がいる。それは、経営者や税金から収入を得ている人である。経営者は安い給与で働く人が居ることで沢山の労働者からピンハネすることで莫大な利益を得れる。サラリーマンは収入の10割が把握されているので税金取り放題である。サラリーマンは提供している労働力の割に少ない収入しか得ていない。他人を設けさせるだけの人生である。それだと可愛そうなので、勝ち組だと言ってやるか位の気持ちで、接したところ、負け組でしかないサラリーマンは、勝ち組だと信じて、他人に奉仕するだけの人生を歩んでいる。実利を選んで行動するべきだろう。僕は実利がある人が勝ち組だと思う。 サラリーマンをしている人は、勝ち組に近づく為には、まずはフリーターになり次は、無職になって勝ち組に近づくべきだ。時間もお金もないサラリーマンより、せめて時間はある無職の方が勝っていると思う。