進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

働くとお金が掛かる

仕事をする目的はお金儲けである。仕事をしていると年収に目が行きがちだ。
重要なのは、手元に残って自由に使えるお金がいくら有るかが大事だ。
実際に年収を聞くとすぐに答える人は多くいると思う。手取り額もおおよそ把握している人が殆どだと思う。
しかし、働く為にかかるコストを聞かれて答えれる人は少ないはずだ。働くコストと気にする人は少ない。
大事なのは、手取り額から働くコストを差し引いた額が重要である。
例えば、手取り年収が600万円だと高所所得に当たると思う。しかし、でも労働コストが200万円かかっていては、手取り年収が400万円で労働コストゼロの人と同じ手取り額になる。
そこで、労働に掛かるコストを考えてみた。

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車でしか通勤できない人は、通勤コストが高い。
田舎の企業勤めすると通勤するだけで車が必要になる。
車を所有しても通勤以外に使うことが無い。車を所有しなくても困らない。学生の頃だと車が無くても困らなかった人は多いと思う。
通勤にしか使わない車を所有していると購入人維持費が必要だ。
車の購入費と維持費をシュミュレーションすると、安い軽自動車でも年に30万円かかる。
中にはそこそこ高い車で通勤している人を見かける。このクラスの車だと年に70万円程のコストがかかる。
僕も通勤に車を使っているが、車検に出すと支払い額が月収と同じだったり、車を買う為に10カ月分の給与が無くなる。
通勤車両の維持費を払うたびに、僕は何の為に働いているか分からなくなる。通勤手当は出るが、全く足りない。
私生活や趣味で車を使う人ならともかく、少なくとも通勤くらいにしか使わないというのであれば、それだけ年収が下がる。
車通勤をしていると、通勤手当を差し引いても手取り年収が50万円程少なくなっている。


ブラック企業に勤めているとストレスが掛かる。
劣悪な労働環境で働いて体調を崩して、精神科に通いながら仕事を続けている人も居る。
夜勤をしている人は、生活リズムが崩れて睡眠導入剤を飲みながら仕事を続けている。
仕事お金を稼いで、生活を充実させる為にしている。仕事のストレスで体調を崩して、医療費が掛かるとなれば本末転倒である。


ストレスが有れば、酒を飲んで誤魔化そうともする。
僕もストレスがある頃は、毎日の様に飲んでいた。ストレスをごまかすまで飲むと、頭が痛くなることも有り。
更に飲みすぎると、夜中に気分が悪くなり、リバースするところを探して近所をさまよったことも有る。もちろん、酒の購入費もかかる。
最近は、いつでも辞める位の気持ちで仕事をしているので、ストレスが無くなった。それと共に、酒が飲みたいとも思わない様になった。
辞めると、収入が無くなるので、酒の購入費を抑えようとしているのかもしれない。


酒と言えば、会社でも飲み会も無駄にコストがかかる。会社の飲み会でも自腹で払うことも有る。
飲み会が人間関係が円滑になればいいが、そんな効果は無い。飲み会に参加しても仲がいい人同士なら仲良くなれるが、嫌いな人同士であれば更に悪くなるだけだ。嫌な上司は嫌なままである。
飲み会は、人間関係の増幅させる効果しかない。そんな飲み会にお金を出しても無駄になるだけだ。


こう考えると、仕事にお金が掛かることが分かる。
仕事は年収だけでなくて、仕事のコストも考慮して今の仕事を続ける価値が有るか検討するべきだ。
年収が高くても、通勤にコストがかかり、ストレスが溜まって解消する為に使っていては意味が無い。