進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

結婚制度は障害

独身の頃は「こんな会社を辞めてやる」と言っていた先輩も既婚者になれば「この職場で頑張っていく」といつの間にか方向転換している。
世間の常識から見て結婚すれば養う家族がいるから辞めれないと思うのは仕方がない。本来の結婚は生き延びる為の手段だったはずが、生きる上で障害になっている。
本来の結婚としての役目を果たしていれば、生活に余裕が出来て、容易に会社を辞めても困らないはずだ。
昔は、結婚制度は生活を豊かにする為に機能していた。


結婚は、田んぼを守るための制度であった。田んぼは1年耕さないと、雑草が生えてしまう。そうなれば、次の農作物を生産できる状態にまで持っていくことは困難だった。
今みたいに農機具があれば、容易に耕せるが、手作業で農業をしていた頃は雑草だらけの田んぼを耕すのは難儀なことだ。
若い間は、毎日の農作業すことは可能だが、年を取るにつれて体調を崩しやすくなり、田んぼが耕せなくなる年が有るかもしれない。耕せないと収穫が出来なくなる。
年を取る前に結婚して、息子と同居することで、親世代が働けない時は、息子世代が親に代わって耕すことで収穫が途切れなようにしていた。
結婚することで収入が途切れないので生活が安定する利点があった。こうした利点が有るから不便な思いをしていたとしても結婚していた。


現代では、農業をしている家庭は殆ど無い。農業をしている家庭の中で本業でしている人となれば更に少ない。
大抵の農家は、年金を貰いながら農業をしていたり、本業を持ちつつ副業でしている。農業で生計を立てている人は殆どない。
仮に、耕せない年があったとしても、機会で農業をするので体力が無くても耕せる。農家は殆ど居ないし、居たとしても機械でやるので、結婚をしなくても農業は出来る。
なので、結婚後に親と同居する利点も無い。結婚の利点が無くなり、欠点ばかりが残っている。


結婚をする目的がもう無い気もする。
当初の目的が無いと、後は都合が悪い部分だけが残って苦労しているのが現状でないかと思う。
原則は、一夫一妻制なので、高所得で何人も養える男でも1人とその子供しか養えないし、逆にサラリーマの様に低所得で1人養うのも苦労する人が、誰かを養わないといけない。
女性も養う能力がある人を選ぶが高所得者は、早い段階で結婚してしまい、残りの低所得者から相手を選ぶことになる。安心して養えそうな男が中々見つからないので結婚できない人も出る。
結婚=子供を持つなので、結婚が出来ないと自分の子供が持てない。結婚が子供を持つことへの障害になっている。
稼げない男にとっても、結婚はリスクになる。結婚して家族を養っている間は仕事を辞めれないので、ストレスや疲労が溜まっても辞めれない。
給与が安いと最低限の支払をすれば手元に残らないので、収入が途切れたら経済的に破綻する可能性が有るので、身動きが取れない。
ブラック企業では「あいつは辞めれない」と思うと、理不尽な要求されても断れない。
結婚は、生きる上で障害になっていると思う。


結婚の欠点が残って利点が失われつつあると思う。
結婚に囚われずに好きに生きた方が良い。
独身でいれば、親や祖父母世代が結婚しろと言うが、気にする必要は無い。祖父母世代は農業をする為に結婚している。今と結婚の状況が違った。
親世代は、農業で生計を立てていない家庭が多いので、結婚の恩恵を受けずに苦労してるはずだ。「俺は結婚で苦労していない」と言う父親がいるかもしれないが、それは母親がその分苦労しているに過ぎない。
他人に結婚しろと言われても気にする必要は無いと思う。現代では結婚はしたい人だけして、向いていないと思う人は婚活をしてまでする必要は無いと思う。