進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

お金に色を付けると損

株や国債を持っていて、少し配当をもらっていると話をしたら「そんなお金の稼ぎ方はよくない」とか「不労所得で食べる飯はおいしくない」と言われる。
労働所得をよく捉えるが、不労所得は悪いように捉えれれる。僕は、お金に関して全く知識が無く、社畜になることを夢見ていた時は、この考え方に賛成だった。
今は少しばかし、お金や労働に関して考える様になった。今では、このようにな意見を言う人に対して「何を言っているのかわけが分からない」と思っている。
労働所得は、労働者がした仕事から経営者が利益を差し引いた後に、生活ができる程の金額を給与として支払われる。投資は、出資していい結果が出れば、全部自分に返ってくる。
労働して得たお金で、ご飯を食べたらおいしく感じるのは、仕事で疲れて空腹だからでないだろうか。
お金は、何をして得たとしても価値は同じだ。経営者から利益を削られてから支給される給与も投資などで得た不労所得も同じものであって、お金に色は無い。

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今の時代において、収入源によって、用途を変えるような考えがあるらしいが、全くもって理解できない。
自分で苦労して稼いだお金は、きれいなお金で使うときは気持ちよく使える。
ギャンブルや株で稼いだお金は、悪い金だから無駄使いする。誰かから貰ったお金は、何となく慎重に使う。
これらのことは、本当に意味のないことだと思う。


また、労働所得しかお金として認めない人に限って、いい車や価値の無いマイホームを買ったり、ギャンブルで使ってしまうのに、お金が無いなんて言っているところを見かけることがある。
当然の結果だと思う。世間では、労働所得より不労所得のほうが多い。仕事で得る給与より、株や証券などの配当や土地や不動産から得る利益のほうが多い。
だから、労働所得しかお金として認めない人が多くなると、不労所得より少ない労働所得を多くの人で取り合うことになるので、一人りあたりが得るお金が減るので給与が少なくなる。
その少ない給与で高額な車を買って維持費を支払い、マイホームを買ってローンの金利や税金を納めて、ギャンブルにお金をつぎ込んでいたらお金が足りなくなるのは当然だ。
一度いいものを、次もいいものを所有したくなるので、ずっとお金に余裕が無いようになると思う。


お金のいいところは、色が無くて、何にでも使えるし、保存もできる点です。
その利点を無視して、お金に色を付けて考えるのは、損をする考え方だと思う。


お金が無いことから、抜け出したいなら、労働所得で得たお金も不労所得で得たお金も同じだと認識することだと思う。
労働所得で得たお金で無駄使いをしてしまうのではなく、お金を保存しておいたり、使うにしても不労所得を得るために使うことでお金が無い状態からは抜け出せると思う。
得たお金は、得た方法に関わらずその時々で自分にとって一番有効な使い方をする。


僕は、お金に色を付けて考えることは間違っていると思う。子供の頃だと、お金に関する認識は得た手段に関わらず同じだっと思う。
大人になるにつれ、労働所得が尊くて、不労所得は卑怯なお金の得方だと思うようになったと思う。こんな認識をするようになったのは、資本家や経営者の都合のいい考え方を植え付けられているだけだと思う。
資本家からすれば、株などの金融資産で収入を得ようとする人が増えると、株なのどの価格が上がるので買いにくくなる。また、不労所得の総量の大体決まっているから、多い人数で分け合うと資本家取り分が減ってしまう。
経営者からすると、労働者がお金を持ってしまうと理不尽な要求をすると辞められる。
給与が少ない、残業が多いなど労働者にとって都合が悪いと改善を要求してくる。お金が無いとリストラされたり仕事を続にくくなると困るので要求してこない。
だから、労働所得が尊くて、不労所得が悪いという価値観を植え付けることで、資本家や経営者の利益を守っているのではないだろうか。


お金に色なんてない、自分基準でお金の使い方や稼ぎ方をした方が、損失が少なくなると思う。