進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

手当がやたらと多い会社はブラック

働いていると手当てが多い企業は魅力的な企業に感じるかもしれない。一見、手当が多いと思うかもしれないが、注意が必要だ。
本給が多くて、手当ても付くならいいが、求人を見ていると本給が安くて、手当がやたらと多い企業を見かける。こうした企業では給与を多く見せかけて人を集めている。
実際に働いてみると魅力が無い給与しかもしれない。
もちろん、本給が安くて手当が無い企業は論外である。そんな企業で真面目に働く価値が無い。給与が勝手に割り引かれている。だから、労働も割り引いてやればいい。
ちなみに、僕が務めている企業も論外である。

f:id:sato1987:20190412215701p:plain



手当てがやたらと多くて、本給が少ない時点でブラック企業である。手当てで給与を割り増している企業は、給与が割り引かれている。
本給が安ければ、手当てが多くついていても喜んではいけない。ボーナスが○○カ月支給と書いてある企業も、本給を安く抑えて、ボーナスで後払いしている。
一見給与が多く見えるが、裏では、人経費を押させる為に、本給の一部を手当にすり替えているだけである。


本給が安いと、手当てが多くても割り増しが適応されない。
残業をした場合、本給を時給換算して、その時給の1.25倍に割り増しされて、残業手当の単価が決まる。休日出勤も同様である。
本給が安いと、残業代も休日出勤しても手当の単価が安いので、長時間労働しても給与の伸びが少ない。
残業手当や休日出勤手当により割り増し料金を支払うことで、長時間労働の抑制になっている。本給が高い程、時間外手当が高くなり人経費が上がる。抑止力が強くなる。
しかし、本給が安いと、長時間労働をさせても人経費が上がり幅が少ないので抑止力として弱い。だから、企業としては従業員に長時間労働させ放題になる。
本給の一部を手当にする企業では、長時間労働をさせやすい環境にあると言える。
また、年金も同様である。年金は企業も負担しているが、本給が安いと企業が負担する分が少ない。もちろん、本人が受け取る年金も下がる。
本給が安い企業では、気楽に仕事をしよう。給与が安いなら労働のパフォーマンスも少ないのは当然である。

 

求人を見ていると手当てを含んだ給与をでかでかと書いているので、給与が多いく見える。
手当てが多いと、給与が高い様に思える。本給を抑えることで他の企業より人経費を抑えつつ、高い給与を払うかの様に見せかけれる。
残業をした場合の給与は他社より安いこともあり得る。
手当ては本給と違っていつでもカット出来る。企業の業績が少しでも悪ければカット出来る。業績どころか経営者の機嫌が悪くてもカット出来てしまう。
一方で本給は、カットする割合の上限が法律で決まっているので容易にカット出来ない。
本給で貰った方が給与が安定する。
雇われ仕事をする目的は安定した給与を貰うことだと思う。本給が高い企業で働く方が目的に沿った働き方ができる。
安定がいらないなら、本給でなく時給で働く選択もできるし、自力で稼ぐ選択も出来る。


手当てが多い企業の給与はリスクだらけである。
一見給与が多い様に見えても、実際には少なく感じる可能性がある。
長時間労働をしても給与が思ったより伸びない。入社したと時の本給が少ない企業は昇給も少ない。
給与が少ないなと思いつつ、年を取ってしまうと、転職出来なくなり、今の会社にしがみつく選択しか無い。そうなれば、企業に搾取されても我慢するしかできない社畜になってしまう。
安い本給で、長時間働いていると、仕事の疲労から思考能力も低下して、冷静な判断が出来なくなり、行動もできなくなる。


手当てが多くても本給が安くて昇給も少ない企業では意図的に安い給与で長時間労働をさせている。
なので、本給と昇給が少ないく残業が有る時点で、ブラック企業である。真剣に働く価値が無い企業である。
ブラック企業では、自分の利益だけを考えて働くべきだ。それでも、割に合わないと思えば辞める様にしよう。