進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

銀行が辛い時代

薄給の僕にも大手銀行からカードローン加入を進める葉書が届いた。
僕の様な小物にもこんな葉書を送ってくるくらいだらか銀行は相当困っているのでないかと思う。

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2020年から三菱UFJ銀行が一律のベースアップを廃止している。銀行と言えば、給与が定期的に上がるから人気がある就職先だった。その魅力も無くなりつつある。
個人の評価で給与を決めるとされているが実質的に賃下げをしていると思う。実力があって成果を出したとしても、成果が出ているかどうかなんて本人は分からない。上が成果が出ていないと言えば昇給カットは容易に出来る。


銀行は辛い状態にあるのでないかと思う。
銀行は個人預金を集めて誰かに貸して儲ける。預金は銀行にとっては借金なので、預金を持っているだけだと赤字ばかりが出る。誰かに貸さないといけない。
今は、借金をしてまで、お金を使いたいと思える人が居ない。
ひと昔前なら、みんな結婚して子供が出来た当たりでマイホームを買う。家族の人数が最大値の時に家を買っていたので、大きな家を買うので多額のローンを組んで、長期に渡り返済していた。金利も長い間受け取れた。
今は、結婚自体しない人が増えた。結婚しないなら、借金してまでマイホームを買う人が減る。
他にも少子高齢化により、家は建てる時代から貰う時代になった。ローンを組んでまで家を買う人の減少に拍車をかける。
他にも労働で安定して所得が得れない、非正規雇用が増えたので、これも長期ローンを組む人が減る要因になる。
車もローンで買っていたが、今はリース契約が有り、これだと少ない手数料を払って新車に乗れてしまう。
個人でローンを組む人が減っている。


個人で組めないなら、事業主に貸していいるのでないかと思うが、そうでもない。
新規事業を立ち上げる際に、銀行にお金を借りに行くと「実績が無いから、貸せません」と断れれるらしい。今から実績を作ろうとしているのだろうとツッコミたくなる。
銀行からお金が借りれる事業主は、親が事業で成功している人しか借りれないことだろうか。そもそも、親が成功しているなら、銀行から借りなくても、親から借りればいい。
金利も低くなれば、借金の金利で苦しまなくて済む。
今は、クラウドファンディングで資金を集める人が居るみたいだ。世の中には、お金が有り余っている人が居るので、出資してくれると実業家が言っていた。
クラウドファンディングが主流になると、銀行の出番が無くなる。


お金の仮り手が無いと、銀行は奥の手があって、政府に借金してもらう。
国債を購入してその金利で、儲ける手段が有るが、現在では金利が低い。金利で儲けることが出来ない。
国債を買っても、給与が高い銀行員を雇えなくなっているのだろう。


仮想通貨が主流になれば、銀行自体が不要になる。
仮想通貨だと個人間でやり取りできるので、24時間取引可能である、手数料も少ない。
わざわざ、銀行を使いたいと思う人が居ない。お金の振り込み手数料すら取れなくなる。
銀行はお金を貸せない、振り込み手数料すら取れない。


家を買えるほどの勢いのある人でも家を買わない。事業主もクラウドファンディングで資金を集めて銀行で借りない。
国債を買っても金利が低いので利益が出ない。
だから、僕の様な低所得者にカードローンを組ませて金利を取りたいところだが、借りるつもりはない。
低所得者は、借金をしてまで、物欲を満たしたり遊んだりするつもりはない人が多いと思う。将来給与が上がらないなら、今借金してまで使う価値は無い。
誰も銀行からお金を借りない、政府が借りるが金利が低い状態で、銀行はかなり苦しいのでないかと思う。


少し前は、銀行員になれたら、高所得が保障されていたが、今はかなり怪しいと思う。