進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

寄付金ってなんだ

寺の檀家をしていると、何十万円もの寄付金をせびられることがある。
寄付金なんだからせびるなよと思う。身心と余裕資金がある人が出すのは勝手だが、それ以外の人に求めてはいけない。
檀家なんだから払って当然と考えているのだろうが「ここは俺達の島だ」と言ってみかじめ料をとる反社とやっていることは基本的には変わらない。

昔の人は、お寺がこころの拠り所だったから、寄付金などで寺に援助していたのかもしれないが、今は拠り所にしている人は少ない。
また、他にやることが無かったり、税金が今ほど高くなかったり、他にお金の使い道がなかったから、寄付していたのかもしれない。
今は、他に使い道が多すぎて寄付している余裕なんて無い。

身内が亡くなると、50年は坊主を呼んでお経を上げる文化も辞めるべきだろ。
先祖のためなんだろうが、墓に埋まっているのは先祖ではなく、ただの骨だ。50年もすると骨すら残っていない。
また次の人が亡くなって、50年も坊主を呼ぶを繰り返すなんて、死人の為に労力を裂きすぎている。
僕が先祖の立場なら辞めて欲しい。自分の時間や資金を無駄にするなと言いたい。
そんなことをいうと罰が当たると脅されそうだが、根拠の無い恐怖を煽って大層な意味をもたせて資金を払わせるのが宗教家のやり方だ。
上手く乗せられてはいけない。


そもそも、坊主にお経を上げさせる価値があるか疑問に思う。
どうしても上げたいなら自分で適当に上げてもいい。もしくは近所のおっさんでも同じ効果が得られそうだ。
坊主は仏に仕える為に修行しているイメージがあるが、社畜からするとまだまだ修行が足りない。
坊主の修行といえば、座禅したり、散歩、精進料理を食べ、独身でいるイメージが有る。
座禅なんて短い時間座っているだけだ。社畜なら1日に最低でも8時間は座っている。長い人だと12時間以上座っている。それを週に5日はやっている。
通勤では、満員電車で出勤する。インフルエンザが流行ってても関係ない。
給与が安すぎて質素な食事しか取れない。結婚は出来ない人も居る。社畜の方がよっぽど苦行を強いられている。
坊主は、精進料理なんてしておらず肉を食べたり酒を飲んだり、嫁までいたりする。修行が足りない。
社畜を見習って、もっと修行しろ。


そんな坊主から説教されても説得力が無い。そんでもって檀家だとか寄付だと言われても払いたくない。
むしろ、社畜が坊主を説教しても良いくらいだ。


お寺は、税金も免除されていた。ろくに修行はしない、檀家から多額の寄付をせびる。もしくは受け取っているのだから、税金をかるべきだろ。
社畜は、税金を払いすぎてお寺に寄付する余裕も無いのに更に取って、お寺は免除されるのは、不公平だ。税金は公平であるべきだ。
絞り粕しか残っていない社畜からしぼるより、絞られてないお寺から取ったほうが税収が上がるだろ。
お寺から取るとなれば、反対する人が少ないので政権の寿命を減らさずに済むだろ。坊主以外だれも損しない。


こんな調子だと、檀家が減って、寄付金も集められない。
寄付が減れば少ない檀家の寄付でまかなうから、負担が大きくなるのだろうな。
檀家なんて早く辞めたもん勝ちだろう。

檀家には気をつけろ。