進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

残業の目的

残業をする目的と言えば、定時まで働いて仕事が終わらないからする。もしくは突発的な仕事が入ったから、残ってやる。だから、残業していると会社の為に頑張っているとされる。逆に残業しない奴は、協力していないから、ダメな奴だとレッテルを貼られる。以前に課長から残業を強要された時に「残業はしない。定時帰宅でも間に合う様に仕事を振って下さい」と言うと「お前は協力できないのか」と言われたことがある。その時から仕事が多い時と少ない時が有るにも関わらず、毎日残業する同僚ばかり居た。そこを指摘すると課長は「いや、みんな会社の為に残って残業してる。その言い方は失礼だ」と言われた。残業に関しておかしな点を指摘しても「みんな会社の頑張っている」と「協力できないのか」と言われ続けた。こうした嘘は時期に見破られるもんである。 今は、消費増税とコロナの影響で売り上げが落ちている。あと、大事なことなのでもう一度言っておく消費増税の影響もあり、経済に大ダメージを負っている。僕の勤め先も例外ではない。仕事も少ないので、社内的には残業を控える方向で動いている。課長も「仕事が減っているので、残業を控えなさい」と何度も言っている。僕はこうした機会は、残業をする本当の目的を知る機会であると思う。仕事が減って、残業を減らす。もしくは定時帰宅する人は会社の為に残業をしている人である。一方で、毎日のように残業して、残業時間を減らさないのは、自分の為に残業をしている人である。 様子を見ていると、残る人が多い。95%くらいの人が、以前と変わらず残業している。ということは会社の為に残業していた人は、5%であるということだ。残業を強要しなければの話であるが、この95%の人を否定する気はない。今まで残業して急に定時で帰れと言われても困る。残業代がないと給与が減って生活が維持できない。残業が多いところは、経営者は残業代がある前提で給与設定している。子供がいる既婚者が定時帰宅で手取り20万円を切れば生活保護以下の生活をすることになる。残業をすることで生活保護以下を回避している。労働者も残業代前提で生活をしている。それが売り上げが落ちたから定時で帰れと言われても、難しい。売り上げが落ちたからと言って物価が急降下することもない。給与が下がるだけである。仕事が無くても、残業をして生活費を稼いでいる。 本当の残業も目的は、残業代を稼ぐことである。仕事が間に合わないは2の次である。 就職する際は、残業がない職場を目指した方がいい。給与が安いが為に、仕事が無くても残業する羽目になる。人生の無駄使いである。見方によっては、何十時間か残業をして、他社と同じ給与がもらえるので、毎月何十時間か捨てているのと同じである。 残業が慢性的にある職場には気をつけろ。