進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

労働者同士の不満のぶつけ合いは我慢合戦

雑談をしていると、女性の従業員に見られてその直後に次長が出てきて注意されたことが何度かあった。
恐らく女性従業員が次長に告げ口をしているのだろう。だからと言って責めるつもりは無い。ただ、損する働き方をしているなと思う。
次長は誰にでも注意するのか気に成ったので、常務が雑談しているところを発見したので、次長に告げ口したところ微動すらしない。
「次長が注意しないなら僕が変わりに注意してきます」と言ったら「辞めろ」と言う始末だ。
「常務を贔屓するなら、部下にも贔屓したらどうですか」と言っても反論されない。反論したら、話の流れ的に常務に注意しに行く流れになるからしなかったのだろう。
それ以降は、雑談しても注意されなくなった。

何で労働者同士の雑談は注意するのに、経営者に対しては何も言わないのだろう。そんなことをしているからいい年になっても薄給で働く羽目になる。
自由も制限される。労働者同士の我慢合戦になる。
本当なら、経営者側の立場である常務に注意して、部下は自由にさせるくらいでいい。
労働者同士は気楽に働ける環境を作ればいいと思う。

今回は雑談を挙げているが、残業になったり、有給取得になったりする。
あの人は定時帰宅できてずるい。有給取得してずるい。他の人が長時間働いているもしくは有給を取っていないのだから、お前もやれとなる。
我慢を強いた側も、我慢する羽目になる。
残業をしろと言った側は定時帰宅できない。有給取得が出来ない。言った側も言われた側も長時間労働の苦痛に耐え続ける。
労働者は、誰も得しない。
得をするとしたら、経営者くらいだろう。現状でも労働者と経営者の格差があるのだからこれ以上広げて、自ら貧しくなる必要は無い。
他人に注意をして我慢させたところで、自分が開放されることはない。むしろ、もっと我慢する羽目になる。

我慢させるのでなく、我慢しないように努力するべきだ。
定時帰宅出来る人が居て、羨ましいと思うなら自分もすればいい。
仕事が間に合わないと言う人が居るがそんなのは経営者の問題である。間に合わなくても経営者が損するのだから定時まで働いて間に合わなければ放置して帰ればいい。
何の問題も無い。
他にも残業代が生活できないと言うなら、定時帰宅できる人と同じ水準の生活をすればいい。
それが出来ないなら、その職場に居る限りは残業するしかない。残業する方が幸せになると判断してやっているのだから、他人を巻き込んではいけない。
有給も取得する人が居るなら、自分も取得すればいいだけの話だ。
定時帰宅したい人はすればいいし、有給も全部取得すればいい。契約上も法律上も問題の無いことので好きにすればいい。
注意する人は、羨ましい。もしくは、我慢しないといけない価値観に囚われている。その価値観も他人から植え付けられたものである。
契約や法律は羨ましい感情や価値観を超えた存在である。下らない価値観を根拠に他人の行動を制限してはいけない。
どうせ行動するなら我慢しない方向にすればいい。
そうすれば、お互いに気楽に働ける。

気楽に働いて損失がでたとしても、労働者の給与は変わらない。経営者の利益が減るだけだ。
経営者と労働者の広大な格差が狭まるだけだ。
経営者も労働者に必死に働いて欲しいと思うなら、価値観でコントロールするのでなく、給与でコントロールするべきだ。
給与明細をみてやる気がでるまでは、気楽に働こう。


我慢大会に気をつけろ。