進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

経営者目線で働くなら、権限も経営者で

「経営者目線で働け」と言われたことがある労働者は多いと思う。
ただ、労働者が経営者目線で働いても、権限は経営者と比べると、クソ雑魚ミジンコくらいしかない。
労働者が経営者目線で働いても権限は無いは。労働は辛くなるだけだ。経営者と労働者の悪いところ取りになる。
経営者目線で働いても仕事が辛くなる。
労働者は労働者目線で仕事をするべきだ。仕事が多くても残業しない。仕事は指示待ちで給与分すればいい。
このように主張すると、ブラック企業の経営者は、私生活を犠牲にして仕事をすることを求めてくるだろう。

f:id:sato1987:20190528210718p:plain



もちろん、経営者目線で仕事をすることを求めても良いと思う。
しかし、労働者が経営者目線で仕事をするなら、権限も経営者並みに与えられるべきだと思う。
経営者と労働者の権限の差は、人とミジンコ並みに差がある。もちろん経営者が人間である。
何処の企業とは言わないが、経営者は月旅行に何百億円かけたり車のコレクションに何億円と使うのに、その会社の従業員の平均年収は1千万円以下だったり、アルバイトを時給1300円で雇っている。
経営者と労働者の間には、大きな差がある。


経営者だと、事業で得た利益の分配を決める権限がある。収入も多い。
経営者自身しか乗らない車を会社の経費で買うことが出来る。
身内しか住まない物件を、事業で使うという名目で買っている。分かりやすく言うと、経営者個人の住宅を会社の経費で買っている。
労働者は、薄給の中から車を買い、家を買うか賃料を払って生活をしている。労働者が努力して利益を上げても自分の給与すら決めることが出来ない。
もし、経営者が従業員に「経営者目線で仕事をする」ことを求めなら権限も経営者並みに与えるべきである。
全く同じ権限を与えるには無理だと思うが、何割かは同じ権限を持たないと労働者としては割に合わない。


経営者が会社から受け取る報酬の何割かは労働者も受け取れるようにするべきだ。
ここで注意することは、ワンマン企業であれば、経営者は節税をする為に収入を株式配当で出している。
なので、配当を含めた金額の内の何割かを貰える様にするべきだ。
例えば、新入社員であれば3割貰えて、労働者のトップである常務クラスで8割にしておけば、経営者の報酬が1億なら、新入社員でも3千万円の給与が貰える。
そうなれば、経営者だけが高所得を得て、従業員が薄給激務で労働をせずに済む。
経営者が会社のお金で自身しか乗らない車を経費で買うなら。従業員も通勤車両の価格の何割かは会社が負担するべきだ。
他に、労働者がローンで家を買うときも企業に勤めている間は、支払いの何割かは会社から手当が出る様にするべきだ。
会社が半分以上の負担をしてくれれば、労働者も経営者並みの権限があると言ってもいいと思う。
労働者の生活もかなり楽になる。
労働者に経営者と同等の権限や報酬を与えて、ローンや通勤車両の購入費の何割かを負担するとなれば、経営者並みの報酬を貰っているので、仕事も経営者目線でするべきだと思う。


現状だと、労働者は経営者目線で働くことを求められて、私生活を犠牲にして働いているが、待遇は奴隷並みである。
既婚者であれば、フルタイムで働いても最低限生活しか出来ない報酬しかもらえない。
ブラック企業だと、住宅手当ても出ないし、通勤手当も少なく通勤時のガソリン代にもならない。
こんな劣悪な環境で仕事を頑張れと言われても無理である。

仕事をするなら経営者に何を言われようとも、給与分までに留めておこう。
今どき、手取り20万円ならバイトでも稼げるみたいだ。定時帰宅で手取り額が20万円以下なら、仕事はバイト以下で十分でないだろうか。
20万円以下の給与ならギリクビになる位の働きかたを目指そう。薄給ならクビになっても困らない気がする。