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何言ってんだ

野田前首相「安直な赤字国債の発行、相当な覚悟を」

headlines.yahoo.co.jp

締まった体の麻生太郎財務大臣が(体重が)10キロ増えたって、別になんてことはないですよ。でもメタボの私みたいのが10キロ増えたら、これは大問題なんですよ。財政も同じだと思っています。

一緒じゃない。財政と体重は全く別物。寝言は死んでから言わないと。
財政赤字は資産と相殺できる。体脂肪は筋肉で相殺できない。財政赤字が問題なら、政府や財務省が持っている金融資産を売ればいい。政府は子会社に日銀を持っているのだから、子会社の資産も売却したら、借金は大幅に減る。
赤字だけみて財政を語ることは出来ない。負債から資産を差し引いて考えないといけない。一般家計でも借金がいくら合って金融資産がいくら有るかを見て、家計がどういった状態か判断する。
家計と政府の財政との比較も出来ない。家計に例えるなら条件を付けないといけない。
その条件は、父親は年を取らない。定年が無いので、永遠に収入が有る。借金の返済は何年後でもいい。1000年後に返したくなれば返すでも良いはずだ。
お母さんは本物のお札を発行できる。お金が必要になれば、発行すればいい。近所から支援してもらうこともできる。これだけの条件がそろってやっと、家計を財政に例えることが出来る。
お金が発行した唯一のペナルティーがインフレである。今の日本では、インフレにならないで困っているのだから、お金を発行すればいい。
国債を発行して日銀に買わせれば、お金になる。
景気が落ち込んで財政出動すると言えば、すぐに増税という話になるが、間違いである。有事の時は国債を発行して対応するべきだろ。
市場に出るお金が減って、景気が落ち込んでいるのだから、増税して市場からお金を吸い上げて、財政出動で供給しても意味が無い。バケツの中の水を吸って、バケツに戻す行為である。
増税するにも時間がかかる、その間に経済が衰退しても意味が無い。そもそも、増税しても税収が増える保証が無い。
不景気に増税があるので消費が落ち込む要因が、2重にある。消費が落ち込めば、税率を上げても増えない。結局、国債を発行するでは、何がしたかったか分からない。


赤字国債ヤバい説を言う人に限って、いくらまでなら大丈夫
体重は、大体何キロ以上増えたら健康に悪い影響出るかはわかっている。
赤字国債ヤバい」と言うなら、いくらまで発行できるのは示すべきだろう。長年、赤字国債の額が問題視されているが、何にも起こっていない。
むしろ、国債を発行しないから、インフレが起こらないで困っている。
日本では平均所得が上がらないが、インフレが起こっていないから上がらない。
赤字国債ヤバい説を言うなら、いくら以上になればヤバいのか、借金が増えるとどうなるのか説明するべきだ。タダ、やばいと言っている人は信用できない。
野田前首相は、赤字国債ヤバいと思って増税した結果、経済がヤバいことになった。せっかく壮大な社会実験をして失敗いたにも拘らず、失敗から学ばないか。理解できない。


赤字国債の発行、相当な覚悟を」と有るが、相当な覚悟の実態はインフレである。デフレに苦しんでいる日本なら、赤字国債の発行はノーダメージである。
インフレ率が目標値を越えたら、増税を検討すればいい。手順が逆だから、景気が落ち込む。
怪我して治療が終わる前に、高負荷をかけて筋トレしている様に思える。そんなことるから怪我が再発する。そしてなんで「怪我が治らないんだ」と悩んで「そうだ、筋トレの負荷が足りなかったんだ」といって負荷を上げようとしている。
そんな繰り返しをした結果、30年間もデフレを続ける羽目になった。海外は消費税を25%だから日本もと言うが、その海外はインフレだからそんなことが出来る。怪我が治っている状態だから、筋トレで負荷を掛けても耐えられる。
怪我している人が同じことが出来ないだろう。先に怪我を直さないといけない。逆をしているから、おかしなことになる。
まずやることは、赤字国債の発行して、経済を立て直すことが大事。


景気を回復させて、消費を増やしたいなら、国債を発行する。インフレ目標値が達成できるまで、発行する。兎に角発行することが大事だ。
増税の話は、インフレ目標が何年も達成し続けて、やっと議論に入る位でいい。また、インフレ目標が達成できないなら、赤字国債の発行もしくは、減税する。
そうすれば、消費が増えていく。