進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

「がっかりだ」と言える側に居たい

緊急事態宣言が出たにも関わらず、カフェに人が集まっているみたいだ。 その様子を見た、売れている女優が「がっかりした」と発言している。僕も「がっかりした」と言える側に立ちたい。 カフェが営業しなければ、人が集まりようがないが、それができない人もいる。僕も労働者なのでわかるがカフェの店員は、仕事がないと生活ができない人が沢山いる。都会だと時給はいくらか知らないが、時給が1000円から1500円の間だろうか。フルタイムで働いても総支給額が16万円から24万円である。そこから税金が引かれる。最低限の生活をするだけで、ほとんど手元に残らない。そんな生活をしていて、急に緊急事態宣言が出たから、仕事を辞めて、家に居て下さい。いつから仕事が再開されるか分からないと言われたら経済的に不安に陥る。仕方なく働いているが現実である。給与は安いは、肺炎にかかるリスクがあるわで、働きたいと思え人は殆どいないだろう。居るとしても、自分の意思ではなくて、経営者に植え付けられた意思によるものだ。 女優ならいい仕事をすれば大きく稼げるが、カフェの店員の給与が上がらない。どれだけオーダーを取っても、料理やドリンクを大量に客に提供しても、時給は上がらない。労働時間を長くするしかない。労働基準法を守って働いたら、せいぜい総支給額が最大で30万円になるくらいだろう。その額では、すぐに資産を築くことができない。資産が出来る前に、仕事がなくなると不安でしかないだろう。高所得者から「がっかりした」と言われても、働くしかないと思ってしまうのは仕方がない。 女優もたまたま美人に生まれて、仕事で成功したからいいが、標準的な容姿で生まれていたらどうなっていたのだろうか。売れない女優でもしながら、お金が足りない分は、カフェの仕事でもしていた可能性はある。こんな事態になっても、手元にお金がない。カフェ以外の収入では生活ができない。カフェの仕事をして、客が来れば「いらっしゃいませ」、帰る時には「またお越し下さいませ」なんて言ってた。そして、金持ちから「がっかりだ」と言われる始末だ。 僕も、上から自粛できない人を見て「がっかりだ」と言えるほどの収入と資産が欲しい。あれば、自粛を求められなくても、自主的に自粛する。景気が良くて人手不足が叫ばれる世の中でも自粛するだろう。