進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

老後不安なんて存在しない

サラリーマンとして働く唯一の目標がセミリタイヤだと友人に言うと「老後不安じゃない」と聞かれる。僕は、老後不安は全くない。どのくらいなのかと言うと、宇宙に知的生命体が居る星があるとする。その星の小さな村の心配と同じくらいである。宇宙に生命体が居るとも限らないし、有ったとしても、その星に行く手段がない。何光年も離れていると、星に行くまでに寿命が尽きてしまう。心配しても、何にもできない。老後も同じである。そもそもない可能性もある。年々、老後になる年齢が伸びている。年金の支給が75歳以降になると議案が出ているみたいだ。そうなれば、75歳まで働く前提の人生になる。平均健康寿命が70歳辺りなので、老後に入る前に健康寿命が尽きている可能性が高い。健康を失ったら、経済的な不安どころでない。老後不安に備えて蓄えをしている人も健康である前提である。前提が崩れては、蓄えても殆ど意味がなくなる。老後の不安というが、老後がない可能性もある。今は、75歳まで延期されているが、今後は80歳まで年金支給しないとなれば、老後は80歳以降になる。先に死んでいるかもしれない。特に独身は既婚者と比べて、寿命が短い。独身は老後が無いので、心配する必要も無い。 僕にとって、もっと不安なのは、老後の心配をしすぎて、働き過ぎることである。老後不安に蓄えを作るために働き過ぎる方が心配である。給与が少ないから、長時間労働や休日出勤までして、若い時間を経営者の利益の為に捧げて、ヨボヨボの爺さんになった時のために貯めるなんて無駄である。お金を溜め込んで、使わないで死んだでは儒仏できない。むしろ、若い間は可能か限り働かないで好きなことに時間を使って、ヨボヨボの爺さんになってから、経営者に時間を捧げる方がいい。爺さんを雇いたくない経営者ばかりで、仕事に就けないなら生活保護を貰ったら最低限の生活はできるだろう。老後不安はないと思う。もっと、不安に思わないといけないのは、今である。若い時間を経営者の利益を生むための作業である労働に使いすぎてはいけない。 老後不安を考えてもなんともできないので、今なんとかお金を稼いだら、後の時間は好きに使う努力をするべきだろう。今、最低限の生活をするだけなら、長い時間労働する必要がない。こうした考えが浸透すると、長時間労働をする人が減って経営者が困る。結局のところ、老後不安なんて、労働者を過度に働かせる為に有るとしか思えない。他にも、豊かになったから、老後心配なんて話になる。貧しければ、そんな先の心配をしている余裕がない。せっかく豊かな時代に生まれたのだから、先のことを気にしないで好きなことをしたい。