進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

経済が落ち込んでボーナスがすぐに下がるのはおかしい

ボーナスは企業の利益に応じて貰えるものだと思っている人は多いのでないかと思う。それなら、アベノミクスで人手不足に陥った時は多くの仕事を少ない人員で回したので利益が沢山出た。過去最高利益とか、企業の口座残高が過去最高と言われて絶好調であった。この時にすぐにボーナスが上がった人はどの程度いるだろうか。「人手不足で忙しい」と思いながら過ごして給与どころか、ボーナスも大して変わらない従業員が多く居たと思う。そんな状況が何年も続いたが、いくら給与が増えただろうか。僕は、せいぜいボーナスが数万円増えた程度で終わった。 その後の増税や謎の感染症の影響で経済が落ち込んで、今は仕事が減っている状況である。経済が落ち込んでからすぐにボーナスカットの話が出ているがおかしくないか。経済が調子良くて何年も仕事があった時はボーナスを増やさないで、経済が落ち込んですぐにボーナスカットする。売り上げが上がってすぐにボーナスを増やした企業は仕方がないにしても、増やさなかった企業は数年間は現状維持で、その後から数万円づつカットするべきだろう。妥協しても休みを増やしてから、カットするべきだ。例えば、1日あたりの給与が1万円だとすれば、ボーナスを20万円カットするなら、20日は給与全額補償で休みを付けてからカットするべきだろう。 そもそも、ボーナスなんて給与の後払いである。給与が安い労働者の手取り額は、バイト以下である。正社員で誰でも簡単にできない仕事をしているのに、バイト以下はないだろう。ボーナスがあってやっとバイトを超えられる。ボーナスは後払いでしかない。 また、ボーナスは企業側にしか利点がない。本給の一部を後払いにすることで、本給を安く抑えれる。残業代も安く抑えれる。なので、ボーナスを多く支給して残業を強要する企業は従業員から搾取する気が満々である。他にも、ボーナスをちらつかせることで退職抑止に使っている。利益が出ない時の保険代わりに使える。ボーナス直前で止めると損した気がする。ボーナス前では辞ないのでダラダラ続けてしまう。一方で従業員にとっての利点はなしである。ボーナスは給与の後払いなのでカットされること自体おかしい。カットするならそれ相応の、利益を提供するべきだろう。 なんの利点も提供しないで、カットする企業が多いと思う。そんな場合は、仕事の質や量を下げる。新しい仕事はしない。楽に働いてボーナスカット後の収入でも不満に思わないレベルまで提供する労力を下げるしかない。それでも不満に思うなら、辞める準備をしておいて、いつかは経済が回復するはずだから、回復と同時に退職して納得がいく働き方をすればいい。