進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ボーナスの真実

ボーナスを貰って喜ぶサラリーマンが居るが、僕は、怒るべきだと思う。
会社から、まとまったお金が支給されるイメージを持っているから喜べるのだろう。

経営者が夜遅くまで働いて、業務の自動化を行う。仕事量が半分になり、労働時間も半分になったが、給与は同じ会社なら、会社が支給しているといえる。
そんな会社は無いだろう。経営者は自動化のじの字も知らないところが多いはずだ。
仕事量が半分になれば、従業員も半分にして、労働時間と給与は据え置きになる。
ボーナスは、サラリーマンの労働からピンはねして、蓄えたお金である。
そのお金を、半年後も会社に所属している条件付きで支給される。
ボーナスがあることで、退職のタイミングも逃す。支給日がちらつくと、勿体無い気がして辞めれない。
ボーナスを貰った直後に辞めるのも気が引ける。働いているとまた次がちらついて辞めれない。
退職者を出さない為にも機能している。しかも、そのお金は、毎月の給与からピンはねしたお金である。
実質的に、タダで従業員が退職しない仕組みを作っている。

会社に所属している以外にも、会社が儲け買っている条件つきの職場も多いだろう。
景気が落ち込むをボーナス○割カットとしたニュースが目に付く。
あろうことか、会社は本来給与として支払うお金を後払いするどころか、利益が出なかった時の、保険代わりに利用している。
そもそも、儲からないのは、従業員の責任でないにも関わらずだ。
経営者が儲からない事業をしているから、利益が出ない。経営者のミスによる損失を、従業員のボーナスで、補填する。

本給のカットは上限があるが、ボーナスは全額カットしても違法にならない。保険代わりに使いやすい。
毎月の給与を抑えることで、残業代や厚生年金の支払いを抑えている。
会社にとってと都合が良い支給方法になる。

本来、給与の後払いであるボーナスが満額支給されるのは、支給日まで所属している且つ会社が儲かっているの条件が付く。
後払いで、残業代や社会保障のカットまでしている。

ボーナスが支給されても怒るべきである。
本給に上乗せで支給するべきだ。そうすれば、残業手当ても割増になる。将来受け取る年金も上がる。容易にはカット出来ないので、収入も安定する。
ボーナスを支給することで、給与のカットされている。給与カットされて喜んでいるのと同じだ。
従業員のことを僅かでも考えてる企業では、ボーナスではなくて本給に上乗せして払うだろう。ボーナスで払う企業は従業員の利益について一切考えていない。従業員もこんな企業の利益を考えないで行動すればいい。

景気が悪いときは、ボーナス支給カットされても仕方が無いと考えるてはいけない。
ボーナスを払うだけでも、給与の後払いされている。ボーナスカットは、後払いでも給与を払わないのと同じである。
ボーナスを払う企業では、労働力の後払いで仕事を後回し後回しにして、ボーナスカットなら労働力カットすればいい。