進撃の社畜

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年金は早く貰った方が得なのか

年金を遅くからもらうと、月々の額が増えてお得だとする話は聞く。僕は、長生きする自信がある人は得だが、自信がない人は、早くもらっておくべきだと考えている。 年金は、現役の頃の平均月収の半分が貰える計算になっている。給与の20%を定年までに50年間納めている。そうすると、約10年間の給与を納める計算になる。今だと60歳で引退して平均寿命が80歳なので、老後の人生が20年間ある。20年間に10年分の給与を受け取るので、現役の頃の半分を受け取る仕組みに成っている。60歳から10年間は年金を受け取らないで70歳から受け取ったとしたら、貰える額が、倍になるが、平均寿命までの期間が半分になるので、結局貰える総額は同じである。年金の貰える総額は、早くても遅くても変わらない計算になる。年金は長生き保険なので、年金を多く貰うには、長生きするしかない。 年金の貰える総額は変わらないにしても、お金を貰えば税金がかかってくる。収入が多くなると負担が大きくなる仕組みである。年金の貰える総額が変わらないなら、長く少なくもらうことで、引かれる税金が最小になってお得である。年金は可能な限り早くもらうが得である。 ここまでが、テレビや新聞でも報道されそうな内容である。大事なことは年金は現役の頃の半分貰えるである。初任給が20万円で、そこから昇給して30万円になり、いずれは50万円になり、現役の頃の平均月給が30万円以上になるなら、年金は毎月15万円貰える。これ以下の給与であれば、15万円未満になる。年金が15万円以上ある人は、納める価値があるが、以下なら納める価値があるのか疑問に思う。定年後の年齢になり金融資産が無くて、年金も無いなら生活保護が貰えると思う。現代でも年金は10万円代前半は貰える。現役の頃の平均月収が30万円未満の人より多く貰える。必死に働いて若い時間を労働に費やして、真面目に年金を納めた結果、生活保護以下なら報われない。現役で働いて、平均月収が30万円超える見込みが無いなら、真面目に年金を納め無いで好きなことをすればいい。 年金の貰える額が15万円以上の人であれば、真面目に年金を納めて、可能な限り早くもらうが得である。15万円未満であれば、年金を納めないで、生活保護を貰うがいい。