進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

給与が上がらないなら損失の垂れ流し

会社が儲かっても給与が上がらないなら、損失の垂れ流しでもいい。
管理職が朝礼で「売上が落ちて、ラインが止まる機会が増えた。普段は騒音で気が付かないが、止まっているとエアー漏れしていることに気が付く。
損失額にすると○円なので、普段気が付かないことでも気付くきっかけになる。この際に修理して、無駄なコストカットしよう」
といい感じの話しにまとめようとしていたが、まとまるわけが無い。

修理をして無駄なコストをカットしても従業員の給与が上がらない。そんなとする必要は無い。
全く手間無しで、出来ることなら協力してもいいと思う。修理にも手間がかかる、無駄な労力が増えて給与が上がらないならする価値が無い。
あからさまに、やらないとは言いにくいので、協力するフリだけして放置するが、労働者としての正しい振る舞いだろう。
修理するとコストカットできる箇所に気がついても、見てみ見ぬフリをするが得策だ。
無駄な労力を増やさない。増やすたびに給与に見合わない働きをする。
修理をしてもらおうとすると、割高の工賃が必要になる。社外に任せると1時間当たり1万円が相場である。
時給1時間の仕事を時給が1000円から2000円の労働者がする仕事でない。時給が1桁足りない。
給与が上がらない仕事はしない。その結果、損失を垂れ流したとしても、ケチな経営者が損するだけである。
ケチな経営者には、提供する労力をケチる労働者がお似合いである。

損失を垂れ流しにするなんて冷たい奴だと思われるかもしれないが、経営者も自ら損することはしない。
払ってもいい給与までカットする始末である。
損失を防いだなら、その何割かは手当てとして支給すればいい。
誰が、いくら損失を防いだかを把握できないにしても、改善提案に修理した内容をかかせて、効果金額の何割を手当てで支給すればいいだけの話しである。
なんでも、易い定額で使い放題できると考えている経営者の法が頭が温かい奴である。

そもそも、損失なんだろうか。
誰かの支払いは、誰かの収入になる。特にワンマン企業では、利益を上げたとしても経営者の口座残高が増えるだけである。
無駄な出費をさせて、誰かの収入にした方が、お金が回るだろう。
給与を上げないブラック企業が損して、給与を払う企業にお金が移る可能性が有るのだから、損失を垂れ流すことは、社会貢献にもなる。
給与が上がらないなら、損失を垂れ流そう。

損失を垂れ流し過ぎた結果、会社が潰れても、給与を上げない会社が潰れたところで従業員は困らない。
困るのは経営者だけである。厳密には、2世や3世経営者で自分で会社を立ち上げていない場合だろう。
親の資産で、実力以上の収入を得て豊かな生活をしてきたのだから、潰れてもいいだろう。
従業員は転職して成長産業で仕事をして収入を上げるだけである。
出費が少ない人は、倒産をきっかけに、セミリタイヤして、最小限の労働しかしない生活を手に入れる。
能力以上に稼いでいた経営者以外困るがいない。実質的に給与を上げない会社が潰れても損失はゼロである。
どんどん、損失は垂れ流そう。