進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

安くて高配当株はリスクも高い

インフレでもないので、預金を持っていても増えないこのご時世に、10万円以下で高金利な株は魅力的だ。

利回り3.6~6.1%--「10万円以下」で買える高配当利回り株6選

news.yahoo.co.jp

高配当で安い株は魅力的だ。値段は安いので少ない資産でも買えて、購入後は高配当で回るリスク資産になる。貯金ばかりしている知り合いにマウントも取れる。
預金なんて持っていたところで、金利はほぼゼロで、リスク資産を持っていてら利回り3.6~6.1%で回る。「預金でお金を持つのは時代遅れだ」と言い続けてマウントを取って、何年かしたら、おとなしくなるのは目に見えている。
株価が安くて高配当にするのは、リスクが高いから誰も買わないからである。
リスクがあるから売れな。だから、価格を下げる。価格を下げても売れないなら、金利を上げてでも売ろうとする。その結果が、安くて配当が高い株になる。
高配当は会社にとって負担が大きい。出来るだけ配当は出したくないだろう。
例外が有るとすれば、ワンマン企業の株くらいだろう。経営者が配当を出して受け取るのも経営者か身内である場合は、高配当を出したい。高額になれば報酬として受け取るより、配当で受け取る方が所得税が安い。
ただ、そんな株が市場に出回っているとは思えないが。
元々、リスクが高い上に、高配当を出すものだから、更にリスクが高くなって、倒産する可能性が上がる。
高配当で安い株は魅力的だが、購入すると何年後かには紙切れになっている。安くて金利が高いには理由がある。
預金で持っていれば金利がゼロのこのご時世に、リスクが低い企業なら、高配当を出さないでも株が売れる。預金が沢山ある人なら株価が高くても欲しい。だから、価格も下げる必要が無い。

安くて高配当の株を買って、一攫千金を目指すより、インデックス投資をして少しずつ資産を増やす方が、確実に金融資産を持てる。
こうした株を買うと、倒産したときに、資産を大きく失う確率が高い。高金利を受け取って、儲けても、倒産したときに資産を失って、長い目で見るとマイナスになっては意味が無い。
そんな投資をするより、まだ現金で持っていた方が、リスクが少ないと思う。