進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

日経平均株価3万円はバブルなの

日経平均株価が3万円を突破して「バブルだ」と言っている人がいるみたいだが、そう思うなら持っている株を全部売ればいい。下がったときに買い戻せば、手元に利益だけが戻る。
他にも「金利が下がれば株価も下がる」と言っているが、デタラメだ。金利が下がれば、魅力の無い商品になるから、売却して株を買うだろう。

株価は上がるのが正常で、今までの様に上がらない異常な状態だった。
ずっと3万円を突破していても可笑しくなかった。上がらなかったのは、増税して緊縮財政をしていた。
増税されたら、支出を抑える。誰かの支出は誰かの収入なので、企業の収入も下がると予測して買わない人が増える。株価が上がらない。

コロナ下にも関わらず株価が3万円を突破したのは、2020年の4月頃から政府がコロナ対策でお金をばら撒いているからだ。
政府がお金を出してから半年後あたりから市場が反応し始めた。2020年の10月頃から株価が上がっている。
2021年3月時点で予算が100兆円規模になっている。
100兆円ばら撒けば、一人当たりに100万円がお財布の中に入ったことになる。
実際には均等に配られてはいないが、規模が大事。
100万円がお財布の中に転がり込んで来て、コロナが収束したらお金を使う人も出てくるだろう。
東京オリンピックに浮かれて浪費する人も居る。お金を使う要因は沢山ある。
ワクチンも打たれ始めたら、収束も見えてくる。半年後には収束すると期待も出来そうだ。
収束して、お金を使う人が増えれば、企業の利益も増える。
株価は、少し先の企業の業績を示すので、今から上がっていても可笑しくは無い。

他にも株価が上がる要因は、金利である。
金利が高いと、リスクのある株より、元本保証の国債を持ってい方が、金利は尽くし、元本割れのリスクが無い。株より国債を持ちたいと考える。
国債金利が下がれば、利益が見込めないので売却して、株を買う人も出てくる。
今は、国債金利が低い。10年変動を持っていても最低限の金利しか付かない。
金利が低いのも株価が3万円を突破した要因になる。

日経平均株価が3万円を突破しているがバブルではないと思う。
今後、コロナ増税でどんどんと増税したら、株価は下がっていく。逆に減税をしたり国債を出したら株価は上がっていく。
本来なら、後者が正常で上がっていく筈だ。


ただ、サラリーマンをしているだけだと実感が全く無い。それも仕方が無い。
株価が上がっても株を持っている人しか儲からない。
今後、利益が増えたとしても株主に還元される仕組みなので、給与として還元されない。
景気が回復して仕事が戻って来くると、仕事量だけが増えて、給与は据え置きだから、給与を見ても景気回復の実感は出来ない。
サラリーマンのいい所は、株価が上がり会社に利益が出ても還元されない一方で、利益が出なくても給与は下がらない。
これ以上の削り代が無いだけかもしれない。給与カットしたら従業員が破産したなんてダサ過ぎる。
サラリーマンは、利益が出ても恩恵を受けないが生活保護を受けないでも最低限の生活費は保証される。
どっちが良いのだろうか。
サラリーマンとしての理想は、支出を抑えて給与から貯蓄を作る。
貯蓄をリスク資産を買っておいて、景気がいいときは、リスク資産で儲けて、仕事を辞めても余裕だとアピールする。
辞めれるなら、景気が回復して激務を強いられても断れる。
逆に景気が悪いときは、仕事も少ないので気楽に働きながら、給与で最低限の収入を確保する。
株価が上がっても恩恵を受けれる。利益が出ない時は、給与が保障されている。