トム・クルーズが映画の撮影中にコロナ対策を怠ったソーシャルディスタンスを守らないスタッフに暴言を吐いたとのことだ。
トム・クルーズ罵倒音声騒動 スタッフ５人が去る
待遇差を見ると、意識の違いが有るのは仕方がない。
スタッフの収入がトムの1割でも報酬があったら。もっと、高い意識を持って働けただろうし。暴言を浴びせられても、辞めなかった。
暴言を浴びせられる前に、自主的に対策を取っていた。もしかしたら、トムに注意する位だったかもしれない。
実際のところ報酬の面では100分の1も無い程度の収入で雇っておきながら、同じ意識の高さを要求するのは酷だ。
収入が10分に1なら仕事に対する認識も1割あれば十分だろう。
ソーシャルディスタンスが守れないスタッフに暴言を吐いたが、怒鳴ったら飛沫感染する。せめて静かに注意しないとどっちが、対策を怒ったのか分からない。
そもそも、コロナ対策を重視するなら、撮影を控えるべきだろ。トムが「やらない」と言えば延期になるだろう。
それにしても、撮影と言うコロナ対策が怠る状況を作っておいて、自分で激怒するヤバい奴だな。
どこで働いても、労働者は理不尽な扱いを受ける。
大した所得が多くも無いスタッフが、一生働いても稼げない額を稼ぎ出す俳優と同じ意識で働くに無理がある。
撮影現場で、クラスターが起こったところで、僅かな収入を失うが、他の職場を見つければいい。
一方で、トムは自分の撮影でクラスターを起こしたとなれば、新作が作れない。次作るのはいつになるか分からない。
同時に莫大な収入を失う。
スタッフの意識が低いのは当然である。高収入を得れる立場の人が、意識が低いスタッフでも勝手に感染症対策が出来る環境を提供するして初めて対策が出来る。
出来ないならせめて、気楽に働ける環境を提供する。
或いは、新作の発表が実現した際にトムの1割程度の収入を報酬としてスタッフに支払う配慮は有っても良い。
割り増しで報酬は支払われないが「達成感が有ってよかったね」とどっかのブラック企業と同じ文句を言ってそうだ。
現状だと収入は1％未満、仕事に対する意識は100倍以上稼ぐ俳優と同等を求められる。理不尽でしかない。
労働者をするなら、理不尽から逃げる為にいつでも退職する準備は、必須だ。
