進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

V字回復は無い

コロナ収束後にお金を使わない時代が来ると思う。
成人になって10年ほどしか経っていないが。2度も経済の落ち込みを経験している。
コロナの前は、リーマンショックである。
リーマンショックの時は、政府がなにもしないお陰で、震源地であるアメリカ以上に日本がダメージを受けた。
その反省を活かして、今回のコロナショックでは、世界に先駆けて経済対策をするのかと思えば、最初は海外と比べてGDP比で1桁少ない経済対策をする。
お魚券やお肉券を配って、政治家の既得権益を守る為の政策をするわで、国民に何度も激怒されてやっと海外と同等の政策を打つ始末だ。
有事に頼れない政府であることが露呈している。海外が沢山支出して日本が少しの支出なら、円高が進んで外需も減る。
2019年の消費増税内需は減っているところで追い討ちをかけているので、減るのは当然だ。便りの外需も減る。

コロナ収束後にV字回復は期待できない。給与も下がって、回復しない状況が続くと思う。
給与が下がれば、節約して生活する人が増える。節約が美徳とされるかもしれない。そうなればよけにお金を使わない。
コロナショックで経済的に困った人は、次の経済の落ち込みに備えて、貯蓄をするだろう。
貯蓄も厄介な性質があって、目標とする金額を貯めても、更に貯めたくなる。
感覚的には、今持っている額の2倍は欲しくなる。貯蓄に励むとよけに出費が抑えられる。
節約生活をしていると気が付くことが有る。生活するだけだと、お金が要らないことである。
娯楽はインターネットで楽しめるので、娯楽費用は昔と比べると下がっている。
欲しいもネットで済ませれる。移動コストがかからない。
飲み会もネットで済ませる時代になっている。飲食店の割高の商品を買うこともない。
最低限の生活してネットで娯楽を楽しむだけなら月に10万円有れば十分である。それ以上必要な人は余計なことをしているから必要になる。

世の中も、節約が美徳という流れになると、少ない金額で利用できるサービスが増える。
それらを利用すると、生活コストが下がる。低いコストでも満足度の高い生活が出来るので、お金を使わない生活が定着する。
余ったお金は、次の経済の落ち込みに備える為の貯蓄に回る。
「収入が落ち込んで、困ることを不安を和らげる」と「要らないものやサービスにお金をかける」のとどっちにお金をかけるかは、前者を選ぶ人が多いだろう。
消費は回復するには相当な時間がかかる。

消費には依存性も有る。お金を使っていい気分になることが多い。
その気分は消費した直後が最大ですぐ冷める。また、消費によっていい気分になるためにお金を使う。
消費の依存性はアルコールに似ている。アルコールは、一度辞めてしまうと、飲みたい気分にはならない。飲まないことが不満に思わない。
消費も一度、自粛によってやめてしまうと、依存から開放さる。消費したいと思う人が減る。
経済がいい状態が続かないと、消費にお金を使う人も減る。
政府の支援は、ショボイ、遅いので、経済がいい状態にまで持っていけるかも分からない。消費の回復に時間がかかる。

コロナショックがきっかけでお金を使わない人が増える。
景気のV字回復は、期待しない方がいい。
僕は自身の見を守るためにも、落ち込んだ状態が続く前提で生活をする。