進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

本当に恥ずかしいのは安い給与

給与が安くても一応製造業で勤める技術者とされている。

薄給製造業でもコンサルタントには高い報酬を払っている。そのコンサルタントの指摘内容が回覧で回っている、
内容は、
従業員が単位の読み間違いをしている。JIS規格では、この読み方が正しい。
グラフの使い方が成っていない。
技術者同士の会話で、間違えると恥ずかしい思いをする。
とのことだ。

正社員でも手取りが20万円以下で働く労働者なんてバイトみたいなもの。フリータでも「安っ」て言いそうな給与だ。
そもそも、正社員で手取り20万円以下の方が恥ずかしい。単位の読み間違いどころでない。この給与だと、簡単な漢字が読めなくても良いレベルだ。
技術者なのに手取り20万円以下である方が恥ずかしい。
こんな給与を公開したら労働経験がある人みんなから馬鹿にされる。
一方で、単位の読み間違いに気が付く人は少数だ。
従業員が恥ずかしい思いをする前に、正しい知識を身に付けて欲しいと思って回覧をまわしているが、それより給与の方が恥ずかしい。
先に、恥ずかしい給与を改善するべきだろう。
いつも、観点がずれているから困る。 

勉強不足なのも給与不足から来るものだ。
業務に関する知識を増やしても給与が増えない。知識を得と損をする。あの人は詳しいから仕事を任せようとなり、業務が増え激務化する。
資格を取っても、勉強時間が増えるだけ。資格手当ては付かない。
改善して発表して経営者に媚びても、改善のハードルが上がる。
何をしても給与が上がらない結果が、手取り20万円以下の給与である。
仕事の勉強をする暇があれば、私生活で役立つ知識を身に付けたほうがいい。
安いスーパーでも見つけて1円でも節約した方が得する。
仕事で努力しても給与が上がらない一方で、安いスーパーで1円安く買い物したら、1円得する。
業務に関する知識を得ても、1円の価値も無いから、全く関心が持てない。「業務の知識<安いスパーを探す」になる。
自主的に知識を得ようとしない。

知識不足で恥をかくなんて、恥なんて安い給与を支払われるたびにかき続けている。給与の方は実害も出ている。
既婚者であれば定時帰宅も出来ないので、仕事が無くても、帰りたいと思っても、毎日の様に残業している。こっちの方が辛い。
それに比べたら、単位の読み間違いの恥なんて、無いに等しい。

下らない指摘をするのでなくて、本質的な指摘をするべきだろう。
給与が安いという大きな恥には目もくれず、どうでもいい指摘はする。
労働者の正解では理解できないことだらけだ。