進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

新人に希望は無い

今年も希望を持って入社してくる新入社員が居る。新たな犠牲者が生まれる時期でもある。
新入社員が働くといえば希望がありフレッシュで明るいイメージが有るが、こんなもん学校や広告によって植え付けられたに過ぎない。
労働なんて僅かな賃金を得れるが絶望しかない。長時間拘束されて、決めらた作業をする。
上司からは横暴な態度も取られやすい。新人は辞めないし口答えしない。ストレス解消に利用される損な役回りだ。
それにミスをしたときにチャンスと言わんばかりに、横暴な態度を取る上司も居る。新人なんだからミスをするのは当たり前だろ。
新人にはそんな当たり前も許さない一方で、経営者が毎回同じミスをしてもフォローはするが再発防止すら求めない。
入社後の人間関係は上手くいくか心配する人がいるが、新人は上手くやるのに不利な環境にある。

正社員として働くと、給与を貰うだけで金額に関係なく責任が有って当然とされ。
私生活よりも仕事が大事とされる。経営者だけでなく、同じ雇われの上司ですらこのような考え方を持っている。
上の言うことを真に受けていたら、安い給与で私生活を犠牲にして責任感を感じながら働く労働者になる。
長時間労働をしても本給が安いので、給与は大して伸びない。労働で若い時間を安売りして浪費し続ける。
長年仕事を続けても余裕出来ない。
上司や先輩を見れば分かる。勤続年数はベテランだが給与を新人の先輩や上司は沢山居る。
本給だけでは生活費すら払えないから、仕事が無くても残業をし、酷い人は週に2日しかない休日時にバイトまでする始末である。
長時間労働しても資産は一切増えない。働いて支払いをするの繰り返しするだけ。
お金が全くないから、仕事を辞めたら数カ月で資金が底をつく。
退職が怖くて、経営者には一切口出しできない。
新人の前では横暴な態度をとる上司でも経営者の前では「はい」と「よろこんで」しか発言しないじゃないかと思うほど従順だ。
経営者に「君の給与下げてやろうか」と言われても「はい、よろこんで」と返しそうで怖い。そんなんだから、いつまでも安い給与でこき使われる。
長時間労働によって労働以外に何も出来ないまま年を取るので、業務以外の知識はサッパリで、運動不足によって動けないデブになっている。脂肪で体は分厚いが財布は薄い。
そんな上司は、新人の未来の姿だ。まだ上司になって役が付くだけマシかもしれない。役が無ければ社内でも肩身の狭い思いをする。
役の無いオッサンになったら後輩から「そんなんだから、いつまでも担当職なんだ」と言われる。これは僕が50代の先輩に言ったことでもあり仕事を続けると僕の未来にもなる。

そんな上司に限って若い時に遊べ、自己投資しろ、ローンを組んで一人前、貯蓄しないが正義なんて言っているからな。
若さを言い訳に遊んで散在して、間違った自己投資をして、貯蓄をしてこなかったツケが今の姿だろう。
お金が無いから仕事を辞められない。それに気が付いた経営者は中年を冷遇することで更にお金が無くなる。
自己投資も間違っているから、労働以外でお金が稼げない。
足りない分は、残業やバイトで稼ぐから自由時間も無い。冷静に考える時間も、運動して体力を維持する時間も無い。
ローンで収入に見合わない物を買うから、返済に追われて手取り額が減る。ついでに金利も支払う。
いい歳して貯蓄が無いから、僅かな支払いにもリスクを感じて保険に加入する。保険屋に手数料を払い続ける。
こんな生活を続けていたら定年まで働いても余裕が出来ない。
若者と言われる年齢で入って、定年を迎える高齢者になるまで働き詰めだ。絶望しかない。

絶望から抜け出すには、お金を無駄使いしないに限る。職場での飲み会などつまらないと思う遊びにはお金を使わない。無駄な自己投資はしない。ローンを組まない。これらを辞めるだけでも余裕が出来る。
仕事なんて自由時間を売ってお金を得る手段でしかない。使わなければ使わない程労働時間は減っていく。仮に手取り時給が1000円なら、1万円使えば10時間働く。
フルタイムで働きつつ、無駄使いを辞めると自然とお金が溜まっていく。
お金が残業は断れる。本来残業する時間で運動をすれば、動ける体系を維持できるし、勉強をすれば博識になれる。
デブで仕事以外の知識が無いオッサンにならないで済む。
支出を抑えていれば退職しても困らない。なので、上司に対しても反論できる。
上司が横暴な態度をとってきたら「同じ態度を経営者に取れるのか」と切り返せばいい。
仕事が間に合わない責任を部下に押し付けてきたら「納期を組んだ経営者の責任で、経営者に不満を言うべきでは」とも返せる。「上司から言えないなら僕(部下)から伝えましょか」と言った途端に勢いを失う上司も居る。
新人が目指すところは、無駄使いを辞めて資産を作ることで仕事の依存度を下げていくことだと思う。