進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

労働者にとっての時短は節約

時間を節約する為に、タクシーを使うなど時短術を見かけた。
従業員をやっている人に限って言うと、最高の時短術は節約である。
仕事中にタクシーを使うなら、経費で落ちるが、節約した時間は労働で消費するので無意味。
私生活で使っても経費が落ちない。タクシーで2000円支払う。時給が1000円だとすると、2時間労働で失う。
タクシーで移動時間を2時間以上削減しないを割りに合わない。これが、5千円なら5時間である。
時給労働で稼いでいるので、お金を使えば自由時間を失う。
従業員をやっている間は、お金を使っての時短は効果が少ない。使えば時間を売って回収するの繰り返しになる。
そもそも、使わなければ、時間を失わない。
タクシーに限らず、家事の時短をする為に、お掃除ロボットを買ったり、食洗器を買ったとしても、購入代を稼ぐには労働をしないといけない。
本当に時短出来ているのだろうか。

自由時間を得るためには、節約が一番である。
従業員は自由時間を売ってお金に変えている。月給制でも月に160時間以上会社に居るのと引き換えに、月給を得ている。
誰かに雇われている間は「使うお金=自由時間」になる。支出が減れば、労働で売る時間も減る。逆にお金を使えば、その分時間を失う。

職場を見れば、支出が多いと労働時間が延びるのは明らかである。
支出が多くて、定時帰宅では給与が足りない人は、仕事が無くても残業をしている。
一方で、支出が少ない人は、自分の仕事が終われば、定時帰宅している。少なくとも、無駄な残業時間は短縮できている。
節約して手元にお金を残していけば、定年を待たずにして、退職できるだろう。
10年早く退職すれば、10年間は労働時間を短縮できる。これこそ、時短である。

雇われ仕事をしている間は、使った分だけ、時間を売って回収しないといけない。
仮に時給が1000円であれば、1000円使うと労働で1時間を失う。この人が1000円使って30分短縮したでは、意味が無い。
効果が少ない時短をするなら、節約して労働時間を抑えて、時間を得るほうが効果が大きそうだ。
単純に1000円使わないと1時間労働で失なわずに済む。