進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

過度な節約する人は貯蓄不要の矛盾

節約の為にトイレをした際に手で拭く女性が居て、捨てるものにお金をかけたくないとのことだ。
捨てるモノにお金をかけたくない気持ちは分るが、そこまでする必要が有るのか。節約しているとお金は貯まる一方だろう。


素手で拭いてまで節約できる人がお金を貯める必要があるのだろう。
お金がある利点は、お金が足りない時に切り崩せる。
徹底的に節約している人にお金が足りない時が来るとは思えない。

それに節約して溜めたお金が容易に使えない。
仮に1000万円持っていたとしても1000万円を切らない様に使う。2000万円になればそれが2000万円になるだけ。
それに普段の生活費が安ければ、相当なことが起こらない限り、お金に困る機会は無さそうだ。
節約してお金を貯めるの繰り返しで年をとりやりたいことが出来ない年齢になったら、お金は有るが何も出来ない状況に陥る。
貯めつづけて使わないまま亡くなれば、所有権も失う。

節約している人は、中々お金に困る事態に陥らない。
ドラマの世界でさえ金に困っているといえば、ギャンブルや酒、遊びが激しい。ウシジマくんに出てくる債務者は大体だらしないお金の使い方をしている。
節約してお金に困っている人はドラマの世界でも見かけない。
それもそのはずで、最低賃金でもフルタイム労働をしていれば、手取りで10万円以上は稼げる。節約していれば生活費は10万円以下になる。
毎月の収支はプラスになる。最賃労働でも資産は増える一方だ。
最低賃金の仕事なんて溢れている。どこも、人手不足だと騒いでいる。簡単に就けるだろう。
日本人だと集まらないので外国人労働者を研修生とした名目で働かせる始末。
生活費なら、どんな仕事に就いても稼げる。働いている間は、貯蓄が減らない。

困るとしたら、収入が得れない時だ。仮にそうなったとしても生活保護がある。
貯蓄で逃げ切れなかったら、保護を申請するまでの期間が長くなるだけだ。その間は、貯蓄が減る恐怖に耐え続けないといけない。貯蓄が無いと恐怖に耐えないで済む。
保護を貰った後なら気楽に生活が出来る。
節約している人なら、保護の方が豊かな生活が出来る。生活保護>生活費になりそうだ。また貯蓄が増えていく。

節約が出来ている人は、貯蓄が無くてもなんとかなる。
貯蓄があっても良いことばかりでない、欠点はある。
失う心配しないといけない。
減りだすと恐怖を感じる。
額が多くてももっと欲しいと思うの繰り返しで、基本的には貯蓄が無い時に貯蓄したいと思うのと同じ感覚になる。
労働者が貯蓄をする為には、自由時間を売らないといけない。
貯めるだけが目的なら、貯める必要は無い。
節約できる人からすると貯蓄が有る利点以上に欠点が多い。

僕は、過度な節約をしてまでお金を貯める必要はないと思う。