進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

罰則が逆じゃないか

最近気になった2つのニュースが有る。
三菱電機、新入社員の自殺と元ユーチューバーの未成年にわいせつな画像を求めた事件がある。

三菱電機、杉山社長ら3人を処分 新入社員自殺で報酬減額

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元ユーチューバー「ワタナベマホト」容疑者、婚約者・今泉佑唯の目の前で逮捕

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上司のパワハラで新人従業員を自殺に追い込んでおいて経営者の減給処分で終わり。上司の名前すら出てこない。
擁護する気はないが、一方で元ユーチューバーのワタナベマホトが未成年情勢にわいせつな写真を要求して逮捕される。
訳が分からない。自殺に追い込んだ会社の責任者が減給処分で逮捕されていない。三菱電機に至っては今回が初めての自殺ではない。
何度も自殺に追い込んだにも拘わらず減給だけは罪が甘すぎる。
社長が基本給の5割カットで、常務が2割カットとのことだ。それに責任者の給与は元から高い。社長の年収は1.5億円である。
減給したところで、サラリーマとしては十分に高所得である。生活に困ることはない。減給されたところで何も困らないのでないかと思う。
死人を出して減給で済む一方で、未成年にわいせつな画像を要求した元ユーチューバーが逮捕されて、本名まで晒される。更に婚約者の目の前で逮捕される。
三菱電機は、新人を死ぬまで追い込んで減給なら、ワタナベマホトも罰金で和解で良いだろう。
逆にワタナベマホトが逮捕されるなら、三菱電機の社長が逮捕する。社長が責任取らないなら、新人社員の上司が逮捕されて本名を晒されないを割に合わない。

元ユーチューバーは逮捕で、社長は減給で済むのは、被害者の身分が違うからだとしか思えない。
部落の話を思い出す。小学校の頃に部落出身者は、身分が低いから同じ被害を受けても被害届が受理されない時代が有った、今は部落は無いと教わったことがある。
被害に遭った未成年が被害を受けて加害者は逮捕され、労働者は自殺に追い込まれてもお金で解決される。
罰金で終わるなんて、他人が飼っているペットを死なせてしまった時と同じ罰則に思える。
労働者の身分が低くみられているとしか思えない。

世間では、労働が尊いと認識されていて、長く仕事を続けて勤勉に働くのが正しいとされるが、従業員がパワハラによって亡くなったら、殺人に近い罰則が有るはずだ。
三菱電機の事件を見ていると、間違いだと気が付く。
労働者の身分は低く、命は軽い。
労働は、1日でも早く辞めて、低い身分から抜け出さないといけない。労働者をしている間に殺されてまっても、賠償金程度の罰則で終わる。
逮捕となれば、自分の時間を失い、職も失うので大きなリスクになる。再発防止も行われる。
一方で、お金で解決できるなら、死なせても大した罰則ではないと思えてしまう。特にサラリーマン経営者からすると、自分の会社でもないので、会社の損失を与えてもお構いなし。
経営者なら、減給されても他のサラリーマンより年収が高いので生活に困ることはない。再発防止もまともにしないだろう。
また、自殺者が出るの繰り返し。
自分の身を守るためにも、サラリーマンが目指べきは、身分が低い労働者を辞めることである。

労働をしないのが理想だが、手っ取り早くお金を得る方法でもある。
お金を得る方法として労働を利用し、怠いと思えば辞めればいい程度の気持ちで働けばいい。楽をすることだけを考えていればいい。
良い環境で働ける場合に限って頑張ればいいと思う。間違っても劣悪な環境で頑張ってはいけないし、働き続ける価値も無い。