進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

雇用を守るのでなく、守らざるを得ない

雇用を守っていると主張する会社をみかける。
本当に守っているのだろうか、確かに退職者が出ていないなら「守っている」と言える。
守ると言っている企業に限って退職者が頻繁に出ているのでないだろうか。退職者が続出したら、人員の確保が困難になって解雇するどころでない。
人手不足で仕事が回っていないのに、解雇出来ない。したら仕事が終了する。「雇用を守っている」なんて立派なことを言っている場合でない。

人が辞めて行くのは、待遇が悪いから。
給与が安ければ、高い会社に転職していく。
残業が多ければ、残業が少ない会社に転職する。
給与が安く残業が多いとなれば上司もストレスが溜まる。部下で発散して人間関係も劣悪化していく。
安い給与、残業、劣悪な人間関係、退職の3種の神器が揃う。
辞める人が続出する。

上司の不満が経営者に向けばいいが、給与が少なく家計が追い込まれている状態で経営者に不満を言うどころか、会うたびに待遇に満足しているとやせ我慢を言う始末だ。
解雇されたら上司の家計が終了する。
経営者からすると「待遇に満足している」と言われたら「そうかもっと絞らないといけない」とした発想になる。
従業員1人の給与を1万円ずつカットすれば、ベンツがリースで買える。5万円カットすればベントレーが買える発想しかない気がする。

劣悪な待遇を放置している間は、嫌気がさしてくる。
転職活動して内定が出た人、自力で稼げる人、セミリタイヤ出来る人など辞めてもやっていけるなと思える人から退職していく。
常に人手不足に陥る。
雇用を守っているのではない。人が辞めて行くから解雇出来ないの間違いである。
それでも、一応解雇していないから雇用を守っていると言えてしまう。デタラメとしか言いようがない。

経営者側の利益を確保する為に、過度な搾取をした結果、劣悪な待遇になってしまい。それを改善しないで放置しているから、いつまでも人手不足が解消しない。
退職が続出して、常に求人を出している状態である。
この状況を見て「雇用を守っている」とよく言えるなと感動する。
守っているのは自信の利益だ。自身に利益を守り過ぎた結果、退職者が続出して解雇すら出来ないが事実になる。
解雇出来ないから、雇用を守らざるを得ない。タダに失態にしか見えない。
失態でも良いように捉える姿は見習うべきかもしれない。


労働者であれば、仕事でミスしたら落ち込むがそんな必要はない。
この方法でやったらミスることが分かった。だから成功だ。と胸を張っていればいい。
多額の損失を出しても成功しないと分かった。損失ではない必要な経費にする。仮に電卓を打ち間違えのミスであっても。
どんなミスをしても成功だと言い張って、ミスしかしてなくても僕は成功しかしていないと信じるのも有りだ。
本来なら自分が無能だと落ち込むところでも、優秀だと思い込んで自身が持てる。その損失は全て会社が持つので自身は一切損しない。