進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

これが残業の実態

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写真に示す日報が残業の実態を示している。4.5時間残業しているが、仕事は全くしていない。日報の人は清掃員ではない。掃除はするが、1日に30分以上しているところを見たことが無い。
進捗チェックも業務の合間に出来るほどのことで2時間も必要ない。精々20分くらいで出来そうだ。実施的な労働時間はゼロである。定時帰宅するならまだ分かるが、業務せずに4.5時間も残る忍耐力は凄い。異常だとしか思えない。
仕事が無い時でも、良き場を失ったゾンビの様に社内をウロウロしている。
ゾンビ社畜は、少ない仕事をゆっくりこなしたり、トイレに籠ったり、雑談したり、職場を歩き回ったりとあらゆる手段を使って時間を潰している。


無駄に残業している労働者が悪いとも言えない。むしろ、ブラック企業に有る。
得に給与が安いブラック企業では残業せざるを得ない状況になる。ブラック企業は残業ありきで仕事をさせる。仕事が多い時は何時間でも残業してでも間に合わせることが当然とされる。
忙しい年の年収は上がる。次の年はその年収に税金がかかるので、次の年も残業しないと生活が出来ない。昇給が有れば、残業が無くても給与が上がっていくが、ブラック企業では昇給が少ないので長年仕事を続けても、給与は変わらない。
忙しい年は残業させて、暇な年は定時で帰るなんてことが出来ない。給与が安いので、残業代が無いと生活が出来ない。仕事が無い時でも、何とかして会社に残り、ピーク時の残業時間を維持する。
残業代が多い時に豊かな生活をしている訳でない。残業ありきの給与なので残業代を付けてやっと他社の労働者と同じ水準の生活が出来る。


仕事が無くても永遠と職場に残るゾンビ社畜が出来てしまったのは、ブラック企業が安い給与で労働者を使って搾取しようとした結果である。
僕は、ゾンビ社畜が悪いとは思わない。ブラック企業が労働者から搾取しようとした結果、生活が出来ない程安い給与しか払わなくなった。
労働者も生活を維持したいので、仕事が無くても残業する様になっただけだ。