進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

為替なんてどーでもいい

円安が進んでいるとのことだ。円安が進んで大変だ。なんで対策しなんだとした意見が聞こえてきそうだ。

過去にも1ドル130円だった頃も有った。大した問題じゃない。
それに、円相場なんて立場で、言い分が変わるだろ。
大手企業経営者なら円安の方が輸出したときに儲かるから円安推しだ。
逆に海外に出て行きたい中小企業だと円を沢山用意しないといけないから円高が良い。
金融関係者は、円安だと金利が安いから円高推しだ。
結局のところ、立場によってどの相場が良いのかバラバラだ。
円安が大変だと言っているのは金融関係者だからじゃないかと思う。

薄給企業に勤めている僕は、円高が良い。
会社が儲けようが損しようが給与は変わらない。どーせ昇給なんて無い。
それなら、円高で輸入品が安く買える方が良い。

相場をいじる為の、金融政策はダメだろ。
為替は、市場に有るお金の量で決まる。
円の価値は、分親がドルで、分子が円になる。
なので、ドルの量が減って、円の量が一定なら円安になる。
今は、1ドル130円で将来的にドルの量が半分になって円の量が同じなら1ドル260円になる。
円高誘導するなら、市場の有るお金の供給を絞ればいい。金利を上げたり、税金を上げるのも有りだろ。
市場の有るお金を回収したら、支出は減る。誰かの支出は誰かの収入になる。仕事が減って、誰かが解雇される。運が悪いと自主退職に追い込まれたり。
これだけの話。それに相場は、立場によって損したり得したり。
相場をいじる為の政策はやっちゃダメ、絶対。

誰得なのか分からない円高への為替操作する為に、失業者を増やすリスクを取る意味が無い。
反作用だけある薬を服用するみたいなもの。

とわ言っても金利の引き上げや増税が必要な場合も有る。
お金の供給量を増やしていくとインフレになる。日本はインフレ率2%まで容認している。
インフレ率が2%超えて上がっていく場合に限って、金利引き上げでインフレ率を抑制しないといけない。
昇給を越えて、物価が上がっていけば生活が苦しくなる人が続出する。僕の場合は、インフレ率2%でも昇給を越えていく。悲しい。
金融政策は、失業率を上げない為や生活が貧しくならない為にする。為替の為にするものではない。

今の日本は、インフレ率が2%にすら達していない。
金利の引き上げる必要はない。
一方で海外は、インフレ率が2%を超えていくから金利の引き上げによって物価の上昇を抑えている。
海外は引き締めで日本は引き締める必要が無い。
そりゃ、円安が進む。

円安が大変なんじゃなくて、現状だと正常だ。
むしろ、日本はインフレ率が2%になっていないのだからもっとお金を供給することも出来る。
そうなれば、更に円安が進む。
より円安を勧めるのが正常な金融政策かもしれな。