進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

心配事って起こらないことも有る

年末に職場での面倒事が有るなと思ってた。
職場でも発表が有って、来年は自分の番だった。資料を作るとなれば、嫌な上司と関わらないといけない。
ここを直せとか、あそこを直せと何度も何度も修正が求められる。
上司が気に入る資料になるまで修正は続く。男なら、無修正に決まっているだろ。
その発表には賞金が出るが年々下がっていつの間にか半額になっているし。
半額なら発表も半分で良いだろとはならず。資料はフルで作って発表しないといけない。

他には、なぜか休日に有る健康診断に参加しないといけない。
僕もいい年になるのでオッサンと一緒に受ける羽目になる。
バリウムは飲まされるし、肺活量もはかられる。いい年したオッサンが全力で息を吐きだす姿を見たくもない。
僕も全力で息を吐きだしたら、別のものまで出てしまう。
健康診断に行くか行かないか悩んでた。行かなければ後日に下らない上司から注意されそうだ。
何で、わざわざ休日に健康診断するのか。上司も注意するなら会社の方だろ。

心配してたけど、無駄だった。
まさか、数カ月後に辞めているとは思わなかった。
急遽、異動の話が出て断って退職に至るなんて7月半ばまで予測すらしてなかった。
来年の発表どころか、年末の健康診断まで会社に居なかった。
あれやこれやと職場で起こるイベント事の心配をしてたけど全て無駄だった。
その頃には僕は居ないのだから。

どーせ、退職しても健康診断受けるのだろと思われるかもしれないが、受ける気が無い。
健康診断って、医療関係者の雇用確保の為に行われている。
以前に、感染症が流行って(確かはしか)だったと思う。対策に医療関係者が必要になって人員を増やす。当然、収束したら必要なくなる。
そこで、健康診断を義務付けたら、雇用が確保できるとなった。
世界的には、健康診断受ける人と受けない人の寿命って代わりが無いのは常識とのことだ。
身内に悪性腫瘍が出来た人が居るが健康診断じゃなくて自分で見つけて病院に行ってた。
折角、仕事を辞めたのだから健康診断を受けないで済む間は受けない方針でいく。


数カ月前まで、職場での心配事が有ったがこんな形で全て無くなるなんて予想すらしなかった。
逆に予想すらしてなかったことが起こったりする。
心配事って全て起こらないことも有るんだなと、心配事ってあんまりする必要って無いのかもしれない。