進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

「底辺仕事ランキング」って雇われ仕事は全部底辺では

底辺仕事ランキングなるものが有るとのこと。批判を集めて、削除されたみたい。


労働を神聖化する社畜さんが多いのだから、批判を集めるのは公表する前から分かってただろ。
にも拘わらず公表したのって、雇う側にとって都合がいいからだと思う。
例えば、事務所で仕事している人に対して「仕事が出来ないと工場現場に異動させる」とか圧力をかけて頑張らせるとか。
逆に工場現場作業員に頑張れば、事務所での仕事が出来るぞってな具合に、利用出来てしまう。
事務所には、事務所の苦労が有るし、現場には現場の苦労が有る。
本来なら、給与を上げてやる気を出させるべきだと思うが、良い働きに対し高い給与を払ってしまうと会社の利益が減ってしまう。
給与を据え置きで頑張りだけ欲しい会社にとって、底辺の仕事が有れば都合がいい。
頑張りに応じて上辺の仕事にいけるとか、サボれば底辺のまま、或いは「頑張らないと底辺に落とす」と脅しに使える。
底辺仕事ランキングなんて意識すると、有るかどうか分からない利点の為に必死に働かされる。
結局のところ、雇う側にとって都合のいい労働者にならせる為に使われる。

僕は、底辺の仕事もそうじゃない仕事も経験したが、どちらも底辺だったと思っている。
経験した底辺の仕事は、現場作業で汚い環境下で長時間労働させられてた。長年続けたら体のどこかを悪くするだろうなと思ってた。設備の調子が悪いとなれば、設備内に入って作業することもあるし、清掃することもあった。
底辺じゃない仕事も人間関係でストレスを抱えたり、ずっとパソコンの画面で図面を眺めてたりとストレスフルな仕事だった。
全ての仕事を経験したことが無いが、仕事なんて誰もやりたがらないことをやっているだけなので、全部の仕事って何かしら底辺要素は有る。

誰もやりたくない仕事をやる本来の目的は、お金が無いから仕方なくやっているに過ぎない。
「仕事ってお金が無い人に対する罰則」と聞いたことがあるが、まさにそれ。
まるで、罪を犯した人が仕方なく刑務所に入っているのと同じ。
底辺の仕事とかで区別するのって、囚人同士が何等囚人かで区別するのと同じだと思う。
娑婆からすると、みんな囚人だということに変わりがない。
むしろ、囚人の中で等級が高い人って、管理し易くて刑期が長い囚人だから、むしろ底辺なのではと思ってしまう。
雇われ仕事も、上辺仕事ランキングが高い人の方が仕事が大変で、実際のところ底辺なのではと思ってしまう。
犯したのが罪かお金が無いかだけの違い。
実際にお金の有る人って、雇われ仕事している人は少ないと思う。
資産で収入を得てたり、会社経営して労働者を働かせて自動で収入が入る仕組みを作っている。なので、本には雇われる必要が無い。
本当の上辺仕事って、雇われ以外で収入を得ている職業だろ。

底辺仕事ランキングなんか気にしながら雇われ仕事ている時点で底辺だと思う。
雇われ仕事は、自分より金持ちを儲けさせる為に働いている。ランク上位に行けば行くほど、金持ちを沢山儲けさせている。
底辺仕事ランキングを見て、自分は「底辺にならないぞ」と思うと上手く利用されてしまう。
こんなランキングなんて気にせずに、楽に働けるポジションを勝ち取るとか、給与の高い仕事に就くとか、労働者目線で高いランクの仕事をした方が良い。